ブログ読者登録者数ランキング1000位以内に入ったんだけど、これってどのくらい?

はてなブログで絶賛連載中の当ブログ「しあわせかどうかはあなたしだい」が、読者登録数ランキング1000位以内に入ってきました。知らん間に。

 

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順位は964位。クムシ。組むし。語呂合わせです。

 

岡崎体育がちょっと上957位にいます。

あと2人で追いつけますね。

いけるじゃん。ポケモンまで。

 

 

例え964位といえどもランキングに掲載されるくらいになったんだから

まあそこそこすごいんじゃないでしょうか。

というか

私自身は単純に

「おおすげえ!やっぱおれってやるよなあ」

などと無邪気に喜んでおりますが。

 

でも964位ですからね。

決してすごくはないですよね。

 

じゃあはてなブログで1000位以内に入ることは

どれくらいのことなんだろう?

そもそもはてなブログってブログいくつくらいあるんだろう?

と疑問に思ったので調べてみました。

 

はてなブログのブログ総数を調べてみる

まずはてなブログのブログ総数を調べてみました。

こちらの記事を参考にしました。

www.nu-nobettenn.com

エクストリーム的な、ヌーノベッテンコート的な、

私的には大好きなセンスのブログ名です。

いいですよ、ヌーノベッテンコート。


Extreme He-Man Woman Hater Live Birmingham O2 Academy

 

個人的には「Hole Hearted」の十二弦のイントロ部分が泣けて好きですが

ヌーノの超絶ギターテクを見るなら

「He man woman hater」のイントロでしょう。

 

話がだいぶ逸れてしまいましたが、

はてなブログの総数です。

先ほどの記事によると

あくまで推定ですが、2017年時点で約19万~24万ブログ。

 

19万~24万ブログ!

 

まじで!?

そんなにあんの!

すごいですね。

 

まあもちろん

ちょっと書いただけで全然更新してないブログや

なんかのきっかけで長い期間更新してないブログもあると思います。

 

まあざっくり、とてもざっくりですが

 

はてなブログにはだいたいブログが20万ある

 

という認識でいいのではないでしょうか。

 

はてなブログの総ブログ数は約20万!

つまりこのブログ「しあわせかどうかはあなたしだい」は

964/200000

20万分の964

ということになります。

 

パーセンテージで言うと0.482%。

 

なんとはてなブログ全体の0.5%に入っているというおそろしい結果になりました。

 

0.5%ということは

200人に1人。

200人のはてなブロガーを集めた場合

その中のたった1人だけが

この登録者数ランキングに載っている、ということです。

 

すごいのかそうでもないのかよくわかんないですね。

 

0.5%=200人に1人=200分の1のモノ

 

わかりづらいので、0.5%=200分の1のモノを調べてみました。

これでなんとなくどのくらいなのか捉えやすくなるでしょう。

 

まずはこちら。どん!

 

日本人のダイバーの数=200人に1人

 

ダイビングをする日本人のダイバー人口はだいたい200人に1人。

 

ちょーわかりづらい。

 

 

 

次はこちら。どん!

 

アメリカで性交渉なしで妊娠した女性の数=200人に1人

 

なんなんでしょう、この数字は。

 

イギリスの研究でアメリカ人の女性を14年間にわたり調査したところ、「性交渉なしで妊娠した」という女性が200人に1人いたそうです。

だいぶ多くない?

「処女懐胎」ってことですよね?

つまり「聖母マリア」様状態ですよね?

キリスト産んじゃったってことですよね?

ってことは

アメリカには200人に1人くらいの割合でキリストがいるってことなんですか?

いやもちろん「生まれてきた経過が同じ」ってだけでは、イコールキリストってことにはならないくらいのことはわかりますが、でもさ、キリストの神性の重要なエピソードではあるよね。

 

まあつまりはエピソードが有名になると「あ!私もわたしも!」ってつい言ってしまうフカしんぼさんの割合が200人に1人ってことなんですね。

 

 

 

 

村上春樹のファンの割合=200人に1人

 

ある小説コミュニティの約6万人のユーザーのうち「好きな作家」に村上春樹を挙げているのはわずか300人で、そうすっと村上春樹のファンの割合はたったの0.5%しかいない、んだってさ。

 

少ねえな。ハルキスト。

 

 

Rhマイナスの血液型の割合=200人に1人

 

ああ、これはなんか少なそう。いい感じ。

 

2018年西日本豪雨の広島での雨量=200年以上に1度

 

 

なるほど、すごかったですもんね。

私も広島ではないですが、被害地域に住んでます。

だいぶ戻ってきましたがまだまだ復興までには時間がかかりそうです。

 

というわけで

0.5%=200人に1人の価値がだいぶ感覚的に掴めたでしょうか。

 

ってつかめるか!

 

 

なんかすんません。

 

まとめ

200人に1人とかすげえじゃん!おれのブログ!やったじゃん、むーさん!おめでとう!!

 

 

 

で、収益の方はどうなのよ?ヤラシイ話。

 

ある。

収益はある。

けれどもものすごい少ない。

 

あーあ。

0.5%でもあんまり意味ないなあ。

 

 

 

 

おしまい

 

 

 

俺があいつを見返す日。

前回他人のブログを半ばディスるような記事を書いてしまったので

今回はおもしろいブログを取り上げることにしました。

 

私が今いちばんおもしろいと思っているブログの人です。

猥談さんです。

ブログ名は『俺があいつを見返す日。』

wp-dandy.hatenablog.com

 

おっさんの日常がおもしろおかしくつづられています。

猥談さんのいいところは言葉のセンスと

家族への愛。

奥さんも娘さんもとても愛してらっしゃるのがすごく伝わります。

 

先日の娘さんがピアノを辞めたことについての記事は

涙なくしては読めません。

wp-dandy.hatenablog.com

猥談さんのブログは肩ひじ張ってなくて自然体で

読んでいてとても好感が持てます。

 

そんな猥談さんですが(※私はストーカーではありません)

やっぱりどんな人なんだろうと想像してしまいます(※私はストーカーではありません)。

そうするとやはりプロフィール画像を見てしまいます。

 

これです。

 

これは猥談さんなんでしょうか。

それとも誰か有名なロックシンガーかなんかでしょうか。

すいません、疎くて。

 

私はこの画像を見ていつも松田優作を連想するのです。

 

知ってますか、松田優作。

松田龍平と松田翔太のお父さんですよ。お父さん。

おなかに手を当てて

おもむろにそれを凝視し

「なんじゃこりゃー!!!」って

ドスの利いた声で言う人ですよ。

 

 これです。

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これ。こんな感じ。私の中の猥談さん。

 

これをモノクロにして

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コントラスト変えて

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もうちょっとトリミングするか・・・

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光が差してるな・・・

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む。弱い・・・

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お!イメージ的にはだいぶ近い。

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どうでしょう?

 

※私はストーカーではありません

 

こんなんが私の猥談さんのイメージです。

 

というわけで、猥談さんのブログは読者数がなぜか81人(2018年10月27日現在)と圧倒的に少なく、私的には読者数7189人(2018年10月27日現在)のモンスター、『もはや日記とかそういう次元ではない』の熊谷氏と双璧をなす、すばらしくおもしろいブログなんだけどもなぜそんなに読む人が少ないのか意味がわからないので、せめてここで訴えようと思ったわけです。

 

モンスターのブログ

manato-kumagai.hatenablog.jp

 

みなさんも猥談さんのブログを読んでほっこりしたり

泣いたり笑ったりしてみてください。

 

本当におすすめなのでもう一度貼っておきます。

wp-dandy.hatenablog.com

 

あと最後にもう一度言っておきます。

 

※私はストーカーではありません

 

あと若くて手足が長い女の子が好きです。

※こういうことではありません

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出典:http://cgi.geocities.jp/kykwnz/game/diary/asinaga.html

 

 

 

おしまい

 

 

 

めんおうさんというはてなブログの同期

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私は毎日グーグルアプリを何度も見る。

 

ブログを書き始めてからの習慣。

毎日何か新しい情報を得なきゃ。

毎日ブログのネタを探さなきゃ。

と、思いながら見ている。

 

さっきそのグーグルアプリを見てると

めんおうさんのブログが載っていた。

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「ブログを始めたきっかけと続ける理由」

読んでみた。

 

www.zinseitanosiku.com

 

大しておもしろくなかった。

 

めんおうさんは2017年11月にブログを始めている。

私ははてなブログでこのブログ(しあわせかどうかはあなたしだい)を始めたのが2017年9月。

 

ブログに同期という概念があるのならめんおうさんとは同期である。

 

ところがどっこい、めんおうさんは読者数1600人超であるのに対し、私むーは300人ちょっと。

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かたやグーグルのおすすめ記事にも掲載されてるのに、このしあわせブログときたら最近いちばん検索から流入されてた記事が、検索1位から圏外に突如飛ばされ、アクセスは半減。利益も半減。

 

もう差は歴然である。

 

世の中が結果というもので全て評価されるものならば、私がめんおうさんのブログをおもしろくないといったところでそれは完全なる負け惜しみでしかないし、誰にも共感されないだろう。

 

そんなことはわかりきっていて、だからと言っておもしろくないものをおもしろくない!と自分のブログでさえも訴えられないのもなんか違うし、とにかくなぜおれの記事は取り上げてくれねえんだグーグルさんよ、くそが、というまあなんというか負け犬の遠吠えなんだけどね。

別にいいじゃんよ。おれのブログなんだからよ。好きに書かせてくれよ。検索順位とか役に立つとか読者のことを思ってとか、そんなんしたくねえんだよ。

 

だいたいさあ

おれは絵描きだったんだけど、基本的に絵描きっって表現するのが仕事なんだよ。

表現するってことはどうしても自分というフィルターを通すわけ。

するとそこには必ず表現する人間のエゴというか、カタチがどうしてもついてしまう。

それで

その表現者のカタチが受け入れられるかどうか、簡単に言うと、多数決取れるかどうかってとこになってきてしまう。

もちろん世界で活躍するような表現者はむしろ多数決を通り越してマイナーに突き抜ける的な、99人に嫌われて1人も別に好きでも嫌いでもない、みたいな表現者が世界的アーティストになるわけなんだけど、まあやっぱりそういうひとは稀な存在で、ふつうに何かを表現してる人たちはやっぱり多数決なんです。

私は今更自分を表現者だとかアーティストだとかっていうつもりはないんだけど、でもね、人生でいちばん長い時間やっていた仕事が、その「どうやって表現するか」ってことをずっと考えている時間だったんです。

 

何が言いたいのかというと、

やっぱり私はマスを突き抜けたマイナーを目指していたココロのありようというか、自分の姿勢が全然抜けていなくて、だから独りよがりな記事になりがちだし、そうするとグーグルには評価されないし、だからグーグルアプリのおすすめにも掲載されないし、アクセスも半減するんだよね。

 

話を戻して

このめんおうさんの記事によると、めんおうさんは副業とかブログでの収入とかは二の次で、人とつながることが楽しいらしい。

まあなんと素晴らしいことでしょう。

 

私は人とつながるのが二の次というかむしろ全然楽しくなくて、とにかく人とつながるのが苦手で、できれば一歩も外に出ず、他人とは一言も話さないで生活したいので、まったくもって驚いた。

おらおどれえた。(悟空)

だから過去には絵描きという職業を選んだし、犬の散歩以外一歩も外に出ない日なんてざらにあった。

てかそれが日常だった。

それがなんとも心地良かった。しっくりきてた。

 

めんおうさんは記事書いてコメントもらって返事して、っていうのが楽しい的なことを書いていたけど、私はコメントをいただくのも読むのも大好きだが、返事するのが大の苦手。

 

私のブログにコメントを寄せてくださった数少ない方なら今ここでブンブンと縦に大きく首を振っていることでしょう。

ごめんなさい。

コメント返すのが苦手なのです。

 

そういえば今もTOEIC800点にライン返してないや。2日放置。ごめん。

 

では私は何のためにブログを書くのかといえば、第一に収入のため、第二にボヤくため。

 

正直私は読んでくれている方のことなんかこれっぽっちも考えていません。

吐き出しているだけ。

言ってみれば自慰行為です。

 

絵描きの時に

私がよく言っていた言葉があります。

 

「自慰は見られたらいちばん恥ずかしい」

 

言葉の意味を説明しよう。

 

私は大して絵が上手いわけではなかった。

でも13年ほど絵で食っていた。

 

どうやったかといえば

職人でいたから。職人であろうとしたから。

 

つまり

絵を描く技術を持った人

というスタンスですね。

 

絵って不思議なんですよ。

 

例えば音楽で食べていこうと思ったら

絶対に楽器を演奏する技術がいる。

 

でもね

絵って「ヘタウマ」なんて言葉があるくらい、技術がなくてもセンスがすごければいい。

 

わかりやすく言うとジミー大西だよ。

 

下手でもいいんだよ。あいつ下手だよ。

 

ポロックとか抽象で

絵の具キャンバスに塗りたくったみたいのでもいいんだよ。

 

でも

音楽で食ってこうと思ったら

まず楽器できないと話にならないわけですよ。

 

だって聞いてもらえないんだもん。

 

絵は見てもらえるもん。見えるもん。

 

だから絵描きになろうとか言うやつは

アーティスト志向が多い。

要は楽だから。

 

そんで技術もロクに磨こうともせず、

センスがあるわけでもないのに

「どうだ!おれはこうなんだ!」

と絵で表現するわけです。

 

これが醜い。

 

これを称して私は「オナニー」と呼んでいたわけです。

オナニーって見られたらいちばん恥ずかしいヤツで

しかも

汚いヤツのオナニーなんて誰も見たくない。

 

でもまあ

今私のブログはオナニーになってるわけで

そこがめんおうさんの1600人超と300人の差なんだろうな。

 

 

 

まあおっさんのオナニー見たいって人も少なからずいたりするわけで、ほんと21世紀っていろんな趣向の人がいるよね。

 

いつもおっさんの自慰に付き合ってくれてありがとうございます。

 

なんかすいません。

 

 

めんおうさんのブログ読むんならワイ談さんのブログのがよっぽどおもしろいよ。

 

wp-dandy.hatenablog.com

笑えるし泣けるし。読者数100人いないけど。

なぜワイ談さんのブログがそんなに読まれないのかわたしにはさっぱりわかりません。

みんな間違ってるよ。

 

イケハヤもフミコもつまんねえよ。

 

みんなワイ談さんのブログもっと読めよ。

 

あとおれのブログ。

 

 

 

おしまい

絵本【ずーっとずっとだいすきだよ】をいただいたので紹介します

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【アマゾンほしい物リスト】からまた絵本をいただきました。

今月わたくしめは46歳の誕生日を迎えたため、ブログにてさんざんくれくれ言ってたんですが、まさか2つもプレゼントいただけるとは。

 

gyakutenn.hatenablog.com

 

 本当にありがとうございます!

 

と、いつもならありがとう連呼して終了するところですが、

今回はいただいた絵本「ずーっとずっとだいすきだよ」を紹介します。

 

絵本【ずーっとずっとだいすきだよ】概要

 


ずーっと ずっと だいすきだよ (児童図書館・絵本の部屋)

 

えとぶん:ハンス・ウィルヘルム

やく:久山太市

 

日本の方が描いた絵本ではないです。

作者はハンス・ウィルヘルムさん。

名前からするにドイツの方でしょうか。ドイツ語圏の方だと推測されます。

 

はじめの画像にもあるように

絵本の帯には「小学校教科書採用」の本です。

 

「エルフィー」という犬とその飼い主の少年のお話です。

犬を飼ったことのある人には涙なくしては語れない、

そんな感動のストーリーです。

 

絵本【ずーっとずっとだいすきだよ】あらすじ

ぼくのだいじな犬「エルフィー」。

ぼくはエルフィーがだいすき。

いっしょにエルフィーとおおきくなったんだ。

おにいちゃんもいもうともエルフィーがだいすきだったけど

エルフィーはぼくの犬。

 

 

男の子と犬がほんとにちいさいときから

仲良く一緒に成長していきます。

 

でも、

男の子がエルフィーの身長を追い越した頃

エルフィーはどんどん太って

階段も登れないし

お散歩も嫌がるようになってしまいました。

 

そうです。

犬の成長は人間よりも早く

犬の寿命は人間よりも短い。

 

とうとうエルフィーは亡くなってしまいます。

おにいちゃんもいもうとも

エルフィーの死を悲しんでいます。

 

でも

ぼくはちょっと違います。

 

なぜならぼくは

エルフィーに毎日

「ずーっとずっとだいすきだよ」と声に出して伝えていたからです。

 

おにいちゃんもいもうともエルフィーがだいすきだったけど

言わなくてもわかると思って

一度もエルフィーにだいすきだよって言わなかった。

 

ぼくはちゃんと毎日伝えた。

 

伝えなきゃいけないことってあるよね。

 

とまあこんなお話です。

 

ステキやん!泣けるやん!

 

我が家の犬も同じくデブ

ウチにも9歳のチワワがいます。

もともとチワワのくせにとっても大きくて

貰い手がつかなかったのを

ウチに来てもらいました。

 

別にチワワだからってものすごい小さい必要はないし

「大きいチワワ」と言っても十分小さいです。

そして食べるのが大好きなので

ご主人の私と同じように太っています。

現在6.4キロ。チワワで。

 

おおきさはちょうどそこらの猫くらいです。

 

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手足も太いので

いくつになっても生まれたてのあかちゃんのように見えます。

 

散歩していて

ほかの犬と遭遇するとたいてい聞かれます。

「何犬?」

「何歳?」

どっちも驚かれます。

でもみんなさいごにこういいます。

 

「かわいい~!」

 

そう、ウチの犬はさいこうにかわいいのです。

 

私は毎日

ごはんをあげて

さんぽをして

いっしょに寝ています。

 

私が家に帰ると

彼は真っ先に駆けつけてくれます。

というか玄関でずっと待っているようです。

家に帰ったときの犬の歓迎っぷりったら

ほんとうにうれしいです。

 

私は犬がだいすきです。

 

犬といっしょに暮している方にはぜひ一度は読んでもらいたい絵本です。

 

あなたは

「だいすきだよ」って伝えてますか?

 

今日元気でも

明日はどうかわからないです。

 

だから今日、今この時にできることをしてみてください。

 

あなたのだいすきな存在に

「だいすきだよ」って言ってみてください。

 

 


ずーっと ずっと だいすきだよ (児童図書館・絵本の部屋)

 

 

絵本をくださったかた、本当にありがとうございました。

 

 

おしまい

 

むーさんのほしい物リスト

 

 

gyakutenn.hatenablog.com

 

 

gyakutenn.hatenablog.com

 

 

gyakutenn.hatenablog.com

 

 

gyakutenn.hatenablog.com

 

 

gyakutenn.hatenablog.com

 

 

gyakutenn.hatenablog.com

 

 

gyakutenn.hatenablog.com

 

 

 

 

 

「ほしいものリスト」でまたプレゼントいただきました

グーグルクロムを開くとトップページがこんな画面になってました。

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Googleのロゴがキャンドルになっています。

 

「なんか誕生日みたいだなあ」

 

と思っていたら

 

 

 

そうです。

今日は私の誕生日だったのです。おめでとう!ありがとう!

 

Googleってすごいね。

そしてなんか怖いね。

 

 

 

さらにさらに。

 

先日「おれのいとこは高橋克典」という記事を書いたとき

「来月誕生日なのでなんかください」的なことを書きました。

 

gyakutenn.hatenablog.com

 

そしたらまたどこかのとても親切な方がアマゾンの「ほしいものリスト」から絵本を贈ってくれたのです。

 

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 ありがとう。本当にありがとうございます!

 

「もうぬげない」ヨシタケシンスケ

 


もう ぬげない

 

アマゾンの「ほしいものリスト」の使い方はこちらの記事で。

 

gyakutenn.hatenablog.com

 

 

gyakutenn.hatenablog.com

 

 

gyakutenn.hatenablog.com

 

この「現代の伊達直人システム」ほんとすごいですよね。

でもまあ、もちろんシステムも大事なんですが

そのシステムを使ってこのように本当に贈ってくれる人がいるってのは本当にすごいことです。

まだまだ捨てたもんじゃないんだよ、人間は。

 

 

実は先日祖母が96歳で永眠いたしました。

老衰で眠るように苦しまずに亡くなったようなので

祖母にとってはよかったのかもしれません。

でもそんなわけで私は一瞬東京に帰っておりました。

 

たまたま先日イラストの仕事をいただき

ギャラが入ったところだったので

ジェットスターでなんとか帰ることができました。

ただ、余計な出費はできないため

成田から実家まで鈍行で帰って、

夜の11時半に到着し

次の日は昼の1時には実家を出て自宅に戻る、という

強行スケジュールでしたので

46のおっさんにはこたえました。

 

明日も次男坊の幼稚園最後の運動会なので

おっさんは休めません。

もちろん子供の運動会は楽しいんですが、

やっぱり肉体はしんどいですね。

 

とまあ

なんだかんだでばたばたと忙しい誕生日になりました。

 

でも

ブログを書いていて

こうして会ったこともない誰かから

プレゼントをいただけるなんて

今までにはなかった誕生日になりました。

 

読んでくださっている方

本当にありがとうございます。

 

またあなたを吹き出させてしまうような記事を書きたいなあと思っています。

 

という

今日はなんかいつにもまして

ぐだぐだな記事で申し訳ないです。

 

コメントは滅多なことでは返しませんが、

いただけるととてもうれしく

もちろん全部読んでいます。

 

これからもお付き合いのほどよろしくお願いします。

 

 あとほしいものリストのプレゼントはまだ受け付けておりますので

ぜひどうぞ。

 

むーさんのほしいものリスト

 

 

おしまい。

 

「もうぬげない」ヨシタケシンスケ

 


もう ぬげない

「高橋克典はおれのいとこだから」

45歳もファイナルカウントダウンに入りました。

私は来月46歳になります。

お誕生日プレゼントは欲しい物リストからご自由に選んでください。

 

ありがとうございます。

 

むーのほしい物リスト

 

それはさておき、

上記のように今は押しも押されぬおっさん、自他ともに認めるおっさん、自薦他薦問いませーんのおっさんの私ですが、こんな私にも若いころが存在したのです。

そう、誰もが昔若かったのです。

イエモンも歌ってます。

「あの偉い発明家も、凶悪な犯罪者もみんな昔子供だってねええええ」と。

またそれか、と言われそうですが、好きなんだもん。しょうがない。

 

そして若いころは人並みに合コンなんぞ行ってました。

特に新社会人で配属された大阪ではたくさん合コンに行きました。

当時私には彼女がおりましたが、当然転勤で大阪勤務なので遠距離恋愛です。

なので好き勝手に合コンに行っていました。ごめんなさい。

 

当時はなかなかにモテました。

なぜか仕事もバリバリできました。

そんなわけでモテたのです。

 

今日はそんな合コンの日々の鉄板ネタを紹介します。

 

 

 

デブのポテンシャル

 

当時の私の評価はおおむねこうでした。

 

「やせたらイケメン」

 

もちろん「イケメン」なるワードは当時ありませんでしたので

「やせたらかっこいいのに」というものでしたが。

この「やせたら」という条件付けがなされてるところがポイントです。

なぜなら人は「可能性」が好きだからです。

もちろんもうすでにできあがっていてかっこいい方がいいに決まってます。

しかしながら人という生き物は「青田買い」が好きなのです。

「自分で育てる」という作業が楽しいのです。

なので「やせたら」は「育てたい」という気持ちをくすぐるのにとてもいいのです。

 

私は小学3年生のころから太っていましたので

もうこのころにはすっかり「デブはアイデンティティー」でした。

そう、「デブ」というのは「むー」と切っても切り離せない関係だったのです。

「デブ」がカラダの一部です。まあ贅肉ですのでもちろんカラダの一部ですが。

 

といってもぶよぶよのベイマックスのデブではありません。

いわゆるぽっちゃり系、よく言うとガチムチです。

小学2年生から高校卒業まではずっと水泳をしていて

大学ではラグビー部です。

 

そう、いい感じに鍛えてあるのです。

 

「それなのになんでデブなの?」

 

という疑問は置いといてください。

 

いうなれば

「たっぷり運動させてたっぷり栄養与えてたっぷりビール飲ませた牛」

のような、それはもうおそらく最高級の霜降り肉でしょう。

 

そんな感じのデブ。

 

まあ、このようにちょいワルならぬちょいデブでした。

今ではすっかり引退3年後のおすもうさんみたいですが。

 

 

とにかく私がここでいいたいのは

 

「デブ」というのは「ポテンシャル」を秘めている

 

ということです。

なまじ完成されたそこらのイケメンよりも

ちょいデブのほうが

 

「この人もしかすると化けるかも」

 

と相手に勝手に思ってもらうことができます。

 

「デブのポテンシャル論」についてはまた別の記事で詳しく書こうと思います。

 

 

合コンで脈アリかナシかを見極める方法

これはもちろん私の場合、むーのケースなので、万人にあてはまるものではありません。

というか誰にも当てはまりません。

 

合コンなどの「初対面の女性と会う場」で私はなぜか高確率でこういわれます。

 

「むーさんて、〇〇に似てる」

 

この「〇〇」は芸能人の名前です。

この時ここに誰の名前が入るかでその女の子が脈アリかどうかが判断できるのです。わかりやすいですね。

 

そして私の場合、ここに入る名前はほとんどがこの二人でした。

 

 

ひとりめ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高橋克典

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出典:高橋克典の関連情報 - フォロー - Yahoo! JAPAN

 

正直私自身はまったく似てるとは思いません。

むしろ「おれこんな顔じゃねえし」と思います。

 

でもまあ比較的これなら似てるかな、という画像を引っ張ってきました。

 

 

当時高橋克典はそれほどメジャーでもなく

特に「イケメン」という評価も得ていませんでした。

まあみんなが知ってる、くらいのレベルですかね。

今でもそうなんですかね。ようしらんけど。

 

私自身も高橋克典をかっこいいとも思ってなかったので

似てるといわれることに少なからず抵抗はありました。

 

ほめられてるのかどうか微妙だったからです。

 

 

 

 

 

 

ただ、もうひとりの人物と比べると

もう「高橋克典に似てるね」っていうのは最上級の褒め言葉でしょう。

 

そのもうひとりの人物とは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グッチ裕三

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出典:グッチ裕三 -Yuzo Gutch- | コンサートの企画・制作|A&A(エイ・アンド・エイ)

 

こちらもまあ似てるかな、というのを引っ張ってきました。

 

では、高橋克典とグッチ裕三はどこが似てるんでしょう?

 

今でも謎です。

 

まあでも

「似てる」と言われた場合高橋と裕三がほぼ50:50だったので

 

私の顔はまさに高橋克典とグッチ裕三を足して2で割った顔

 

ということになるのでしょう。

文面だけ見てるとなんだかつらそうな人生しか歩めないような気さえしてきます。

まあ人間顔だけじゃないですから。強く生きろよ、おれ。

ってなぐさめる企画じゃなくて

おれはモテたんだ!って企画なので別につらくも悲しくもないですが。

 

あなたも自由に私の顔を想像してみてください。

と言われても私ならこのヒントでどんな顔なのか全くイメージ湧きません。

 

とにかく「なんかびみょー」感が強いね、というコメントしか出てきませんね。

 

 

「高橋克典」なら攻撃、「グッチ裕三」なら撤退

 

合コンが始まり、まあまあ早い段階でこの「似てる」トークが始まります。

つまり早い段階で

「この合コンはイケるかどうか」

の感触を確かめられるのです。

これは大きなアドバンテージです。

 

もちろんここで「グッチ裕三」判定なら、その合コンは終了です。

メシに神経を注ぎ、楽しく飲むことだけに専念します。

ハンターのむーはここでいなくなってしまうのです。もちろん物理的に退席するわけではないので、ハンターじゃない素のむーがお相手します。

素のむーは肩の力が程よく抜けていてトークが面白いので、これはこれでそこそこいける場合もあります。

 

つまりお笑い路線です。

 

でもこちらは「いい人」「おもしろい人」という評価に落ち着くことが多いので、やはり合コンとしては残念な結果と言わざるを得ないでしょう。

 

除外。

 

「高橋克典」評価の場合の鉄板トーク

 

「高橋克典」の評価を得られた場合はハンターモードです。

 

しばらく関係のない話でおもしろさも適度にアピールした後鉄板トークへと移行します。

 

高橋克典の場合は女の子がおれの顔を結構ガン見してきます。

そして必ず再び「やっぱ高橋克典に似てるよね」と蒸し返してきます。

 

おそらくその女の子も別に高橋克典ファンではないでしょう。てか高橋克典の熱狂的なファンが世の中に存在するのか微妙です。

 

でも「テレビの中の高橋克典」と「目の前にいる高橋克典」は圧倒的な差があるのです。

 

たかだか高橋克典でも、目の前に展開されればやはりイケメンです。

もちろん私は実際の高橋克典ではなく、似てるのかどうかもびみょーなところですが、それはもはやどうでもいいのです。

 

つまり「高橋克典に似てる」が重要なのではなく、その女の子の中では私のことを「イケメンの部類に分類した」ということなのです。

 

そう「高橋克典」と「グッチ裕三」の分かれ目は「イケメンかそうでないか」という仕分け作業なのです。

 

そして晴れてその女の子にとってのイケメン族に分類された私は、あとは女の子が高橋克典トークを蒸し返すのを待っていればいいのです。

 

ハンターでありながら漁師のように網を仕掛けて待つのです。仕掛けてないけどね。

 

そして高橋克典トークが始まったら、十分なタメを作ってこう言うのです。

 

「実はさ・・・絶対言わないでね・・・高橋克典ってさ、おれのいとこなんだ」

 

もうここまでくると女の子は微塵も疑ってません。

もちろん反応は「うそっ!」ですが、嘘だと思ってないのです。

むしろ

 

「ああ、やっぱりね、だから似てるんだ」と心では思っています。

 

そして畳み掛けるようにいとこネタを補強していきます。

 

・「高橋克典」は本名ではない

・本名は「高橋ヒロシ」

・おれらは「ひろくん」と呼んでいた

・昔はよく遊んだ 等

 

ここで大事なのは本名を置き換えることです。

たまたま私のいとこにガチで「高橋」がいます。

「ヒロシ」は本当のいとこです。

そして「ひろくん」と呼んでいました。

 

ここまでくればあとは簡単です。

本物のいとこ「ひろくん」について語ればいいのです。

その話にはものすごくリアリティーがあります。

そりゃそうです。

本当のいとこの話してるだけなんですから。

 

 

そして、このウソ話にいちばんひっかかったのは今の嫁です。

 

もちろんだましたまま結婚したわけじゃないですが。

 

結婚式に高橋克典呼ばなきゃいけなくなるしね。

 

 

 

 

ガチの高橋克典ファンには気をつけろ

 

ここで高橋克典に詳しい方なら疑問が浮かぶと思います。

 

そう、高橋克典は梅宮辰夫と親戚なのです。

 

ということは必然的に私も梅宮辰夫と親戚になってしまうのです。

 

おーじーざす!

 

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梅宮辰夫 (@Apple31766704) | Twitterより

 

 

 

私は梅宮辰夫と親戚じゃあない。梅宮辰夫のエピソードなんかない。

どうしよう・・・。

 

 

しかし案ずることなかれ。大丈夫。

 

今までの人生で高橋克典と梅宮辰夫の親戚関係を指摘されたことはございません。

 

それにここまできてればウソだとばらしてもぜんぜん大丈夫です。

 

このウソだとばらす作業はさらにものすげー盛り上がります。

 

びっくりさせた後の安堵感で女の子はもう私のもの。ふふふ。

 

まああれですね、吊り橋効果ってやつですね。

 

吊り橋理論

吊り橋理論(つりばしりろん)とは、カナダの心理学者であるダットンとアロンによって1974年に発表された「生理・認知説の吊り橋実験」によって実証された感情の生起に関する学説。吊り橋効果、恋の吊り橋理論とも呼ばれる。

一般に感情は「出来事→その出来事への解釈→感情」という経路で発生すると考えられている[1]恋愛で言えば「魅力的な異性に出会う→魅了される→ドキドキする」という経路である。心理学者のスタンレー・シャクターは、実際には「出来事→感情→その感情への解釈」という、感情が認知に先立つ経路もあると考え、情動二要因論という情動の認知説を唱えた[1]。情動二要因論を恋愛で言えば「魅力的な異性に出会う→ドキドキする→これは恋?」という流れとなる。

Wikipediaより

 

 

あるいはストックホルム症候群?

 

ストックホルム症候群

ストックホルム症候群(ストックホルムしょうこうぐん、英語Stockholm syndrome)とは、誘拐事件や監禁事件などの犯罪被害者が、生存戦略として犯人との間に心理的なつながりを築くようになることをいう[1]。事件発生都市名のエポニムとして症候群と呼ばれている。しかし臨床心理学における心理障害精神障害)ではなく、心的外傷後ストレス障害として扱われる。

Wikipediaより

 

あ、これぜんぜん違うわ。

 

 

なんで今日はこんなまったく意味のないことを4500字も費やして語ったのか。

 

それは、今日、ブラック企業で私のワキガトークでみんなを涙ちょちょぎれるほど笑わせたからです。

 

誤解のないように言っておきますが、ワキガなのは私ではなく、マウントフジ(仮名)という別のおっさんです。

 

 

 

 

ああ、そういえばおれ

こうやってみんな笑わせるの結構得意だったなあ、と思い出し、

あとどんなネタ持ってたっけ、

と思い返してみた結果

高橋克典ネタはなかなかおもしろい、

ということで

たまにはいいじゃないか

まったく役に立たなくたって

いつも役に立ってないけどさ、

ただおもしろい話を提供して

それを読んでもらって

少しでも誰かがほっこりすればそれでいいじゃないか、

と思ったからです。

 

というのは全部ウソで

本当はおれってこんなにおもしろいんだぞ!

と言いたくて書いたのですが、

話すなら笑い取れますが

書いて笑い取るのって難しいですね。

 

 

 

 

おもしろいかどうかはあなたしだい。

 

 

というわけで現場からは以上です。

 

おしまい。

 

 

 

 

 

 

 

「きみのための物語」 6

こっちの世界でたったひとつだけ楽しいことがあります。

 


それは武武王(ぶぶおう)を倒しに行くための旅です。

 

怪物との終わりのない戦いはもちろんいやですが、夜になるとテントを張って寝るのです。時には川のほとり、時には森の中、時には洞窟など、その時の状況によっていろんなところでテントを張って泊まるのです。これはまさにキャンプです。

 

キャンプだけはまさとくんにとってこの上ない楽しみでした。人間も怪物も関係なく、仲間で晩ごはんを作って、みんなでテントでなるのは本当に楽しい時間でした。

 


もうこんなキャンプを何日したのでしょう。

 


まさとくんはだんだんとはじめの楽しい気持ちが薄くなって、もうおうちに帰りたい気持ちが大きくなってきていました。

 


いったいいつになったら武武王のとこに着くんだろう?ぼくは本当に武武王を倒せるのかな?倒せなかったら死んでしまうのかな?もう元の世界にはもどれないんだろうか?お父さんにもお母さんにも友だちにももう会えないのかな?

 


夜暗いテントの中で眠りにつこうとするとそんなことばかりが頭に浮かんでくるようになりました。でも考えてもしかたがないことです。どうやってこの世界にきたのかもわからないのに、どうやって元の世界に戻れるのかなんてとてもわかるはずがないのです。

 


さあ、また明日も長い道のりを歩かなければならない。そしてたくさんの怪物と戦わなくちゃいけない。早く寝て体力を回復させないと。

 


さみしい気持ちこらえながら、まさとくんは眠りにつきました。

 

 

 

とうとう怪物の王、武武王の住むお城にやってきました。大きくて立派なお城です。もともと大災害の前には人間のものだったそうです。えらい人が住んでいたお城に、今は怪物のえらい人、というかえらい怪物が住んでいるのです。人間も怪物もえらくなるとやることは変わらないのかもしれません。

 


ここにたどり着くまでの旅はとても長いものでした。でも旅が長くなるにつれて、「ゆうしゃまさと」の強さも怪物たちの知れわたるところとなっていきました。弱い怪物たちはゆうしゃの姿を見ただけで逃げ出すようになったのです。戦わなければならない怪物は強い怪物ばかりでしたが、戦う回数はすごく減りました。あまり戦わなくてよくなったことはまさとくんの心をだいぶ楽にしてくれました。もともとまさとくんは誰とも戦いたくなんかないのですから。

 


城の中にはこれまでの旅とは比べものにならないくらいたくさんの怪物がいました。そしてこれまでの旅とは比べものにならないくらい強い怪物がいっぱいいました。はじめて出会う怪物ばかりです。そしてこれまでの旅とは比べものにならないくらいたくさん戦わなければなりませんでした。

 


でもはじめて出会う怪物の中には美しいものもいました。なかでもまさとくんが特に気に入ったのは、大きな羽の生えた白い馬、ペガサスと、長い一本のツノを持つ白い馬、ユニコーンです。

 

どちらも今までの旅で出会った荒々しくて乱暴で気性の荒い怪物ではなく、とても臆病でおとなしい生き物でした。彼らはまさとくんの言葉に耳を傾けてくれました。

 

ユニコーンは女の子の言うことしか聞いてくれなくて仲間にはなってもらえませんでしたが、ペガサスはまさとくんの心に触れて仲間になってくれました。まさとくんは美しい青白い翼を持つペガサスの背に乗せてもらいました。城の中だったので飛ぶことはできませんでしたが、それでもペガサスは風のように走りました。

 

この世界に来てまさとくんがいちばん心に残ったことは、このペガサスの背に乗って城を駆けたことです。

 

キャンプも楽しいものには違いありませんでしたが、やっぱりそれはどこまでいっても「怪物を倒す旅」でした。日を追うごとにこのキャンプは違うという気持ちはどんどん強くなっていきました。まさとくんが望んでいたクラスメイトとのキャンプとはぜんぜん違っていたのです。

 

 

 

 

まさとくんはここまでいっしょに旅をしてきた仲間たちにここで別れを告げることにしました。

 

旅のはじめからいっしょだった人間の仲間たち。お医者さんやキャンプの達人、料理人です。

いっしょに怪物と戦えるような強い人はいませんでしたので、まさとくんの旅を少しでもうまく行くように手助けしてくれた仲間たちです。

戦いはまさとくんひとりでしました。この人間の仲間たちはむしろ普通の人よりも弱いので、戦いの時にはまさとくんは仲間たちが怪物にやられないようにいつも気を配らなければばらなりませんでした。それは結構大変な作業でした。

でも、キャンプするのにはとても楽しくていい人たちなのです。

怪物と戦ってばかりの旅で、それでもまさとくんがキャンプを少しは楽しめたのは間違いなくこの仲間たちのおかげです。

そして、戦いでまさとくんの話を聞いてくれて仲間になってくれた怪物たち。まさとくんはこの旅で怪物たちからたくさん学びました。

 

それは、姿かたちが自分と違っているからといって見た目だけでいやがったりしてはいけない、ということです。同じ人間でもいやな人、あわない人はいる。反対に怪物でもとても好きになれることもある。

 

そんなこともあって、まさとくんはもともと怪物をやっつけることがあまり好きではなかったのが、旅の途中からは本当にいやになってしまったのです。仲間が傷つくのもいやだし、怪物を傷つけるのもいやでした。

 

だから、まさとくんはこの城に着く前にはこう決めていました。

 


武武王とはぼくひとりで戦おう、と。

 


仲間を誰もなくしたくない。

誰にも傷ついてほしくない。

正直いくらぼくが強いからといっても、怪物の王相手ではどうなるのかわからない。

死んでしまうのならこの世界の住人じゃないぼくひとりだけでいい。

 


まさとくんはそう思ったのです。

 


みんなに別れを告げて、まさとくんはペガサスの背に乗って城の最上階、おそらく武武王の部屋にいきました。ペガサスとも部屋の前でお別れして、大きくて立派な扉に手をかけました。

 


扉は大きいのにとても軽くて簡単に開けることができました。大きな扉を開けると、そこには女の子がひとりいました。

 

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つづく

 

 

 

 

 

「きみのための物語」 5

「ケルベロスがあらわれた!」

 


まさとくんは聖剣エクスカリバーを何度も三頭の犬、地獄の番犬ケルベロスに振り下ろしました。

話ができるようであれば、まさとくんはなるべく怪物を殺さずに逃げてくれるように説得しました。時にはそのまま仲良くなっていっしょに親玉退治の旅に行ってくれる怪物もいました。

ただ、だいたいの怪物はまさとくんの話なんか聞いてもくれません。ただただまさとくんたちゆうしゃ一行におそいかかってくるのです。

このケルベロスもまったく話を聞いてくれませんでした。三つの口がみんなうなり声を上げて、六つの目はとても鋭く光っていました。そうしてまさとくんたちにおそいかかってくるのです。

まさとくんは、おそわれるとしかたなく、いつもそうするのですが、はじめはかわの手ぶくろをはめた手で怪物を殴ります。なるべく殺したくないのです。

それでまさとくんの強さを感じて、これはかなわない、と思わせて怪物が逃げるようにしむけるのです。

ただこの方法は、あまり強くない怪物、どっちかというと弱い怪物にしかききめがありません。

ある程度の強さを持った怪物はそのくらいでは逃げ出しません。むしろ怒ってよけい向かってきます。

殴っただけでは倒せないと判断すると今度はエクスカリバーを抜きます。もうどうしようもないので剣でやっつけるしかないのです。

 


こうして今回はケルベロスを倒しました。

ケルベロスは「銀の首輪」を持っていましたので、まさとくんの仲間がそれを拾いました。「銀の首輪」には防御力を上げる効果があります。

 


もう何度こんな戦いをしたでしょう。

 


まさとくんは怪物と戦うことが、怪物を殺してしまうことが好きではありませんでした。

 


でも、新しい怪物の親玉「武武王(ぶぶおう)」を倒すためにはしかたのないことでした。武武王は村長の大事な一人娘をさらってしまったからです。武武王を倒してさらわれた女の子を助けることができるのは復活したゆうしゃ、まさとくんしかいないのです。

 


そんなわけで、まさとくんがゆうしゃとして武武王を倒しに行く旅が始まったのです。

 


おそらくもう、いや絶対に学校のキャンプには行けないでしょう。

ここがどこなのかもよくわからないし、そもそもまさとくんがキャンプに行こうとしていたまさとくんの世界では大地震も洪水もありませんでしたし、もちろん怪物なんかいませんでした。ここはたぶん、まさとくんがいた世界とはまったく別の世界なんでしょう。

ここがまさとくんがいた世界だとわかることがいくつかあるのです。

まず大地震や洪水がなかったこと。怪物なんかいないこと。そしてなによりこの世界では体が軽いのです。跳び上がると2階建の家を飛び越えてしまうほど高く飛べます。石も岩もとてももろくて、まさとくんが殴るとお皿のように簡単に割れてしまいます。そんなわけでまさとくんは本当にゆうしゃのチカラを持ってしまったのです。

こっちの世界ではまさとくんより強い生き物はいませんでした。おそらく、武武王をのぞいては。

 

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つづく

「きみのための物語」4

それは18年前。

大きな地震が世界をおそい、続けてたくさんの雨と雷が80日間降り続きました。

 


ほとんどの地面は水で覆われ、人々は洪水から逃げるために高い山に登りました。洪水を逃れた人々は大地を捨て、山奥で生活しなければなりませんでした。

 


洪水がひくと今度は80日間雨がまったく降りませんでした。

 


山に逃れた人々も水がどんどんなくなっていき、ほとんど生き残ることはできませんでした。

 


それでも生き残った人々はなんとか暮らしてきましたが、大災害の後の地上には今まで見たことのない生き物が現れたのです。

 


その生き物たちは昔のおとぎ話にでてくる生き物にそっくりでした。

 


キメラ、スライム、トロル、サイクロプス、ケルベロス、そしてドラゴン。

 


こういった生き物たちは人間を襲いました。

数少ない生き残りの人々はこうした怪物たちにおそわれ、さらに少なくなっていきました。

 


このままでは人間はいなくなってしまう。

 


そんな時、現れたのがゆうしゃです。

 


ゆうしゃは人間ですが、それまでの人間とは比べものきならないほどとても強かったのです。ゆうしゃは体こそそんなに大きくはありませんでしたが、重さがないのかと思うほど高く跳び上がり、大人が3人がかりでやっと持ち上げるような重い武器も軽々と操りました。そしてその強さでたくさんの怪物たちを次々に倒していきました。

 


なかでも特に強かったのは「ゆうしゃまさと」でした。

 


それまでもたくさんのゆうしゃたちがいましたが、怪物たちの親玉「蛾蛾王(ががおう)」にはどんなゆうしゃも勝つことができませんでした。

 


その怪物たちの親玉「蛾蛾王」をはじめて倒したのが「ゆうしゃまさと」です。

 


まさとは「伝説のゆうしゃ」として、人々に語りつがれる存在だったのです。

 

 

 

そして現在。

 


ゆうしゃが蛾蛾王を倒してからも怪物たちはいました。でも蛾蛾王からの呪縛から解き放たれた怪物たちはもう人をおそうことはなく、人間と怪物がうまく暮らす世界が訪れました。

 

 

 

しかし突然、また怪物たちが人をおそいはじめます。

 


そうです、蛾蛾王に代わる別の怪物の親玉が現れたのです。

 


人々は蛾蛾王がいたころのことを思い出して、恐怖に打ちのめされていました。

 


「ああ、こんな時ゆうしゃさまがいてくれたら」

 


誰もがそう思っていました。

 


そして人々は「ゆうしゃ復活の儀式」をおこなったのです。

 


そこに現れたのが、キャンプに向かう通学路から迷い込んだまさとくんだったのです。

 


まさとくんは「伝説のゆうしゃまさと」が使っていた聖剣エクスカリバーを見事に抜き、ゆうしゃまさとの復活を人々に見せたのです。

 


そしてまさとくんは「伝説のゆうしゃ」と偶然にも同じ名前だったのです。しかしこれは果たして偶然なのでしょうか?どうなるまさとくん?どうなるゆうしゃ?まさとくんは無事キャンプに参加できるのでしょうか?

 

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つづく

 

さくらももこさんの絵本「グンナイ」を花王ニベアがくれた

 

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年長さんの息子が、幼稚園でさくらももこさんの絵本をもらってきました。

花王がくれたみたいです。

 

www.kao.com

 

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絵本「グンナイ」ストーリー: 蘭  イラスト:さくらももこ のあらすじ

 

おかあさん、おにいちゃん、わたし(女の子)の物語。

おにいちゃんはいつもわたしをたすけてくれる。

こわいとき、かなしいとき。

わたしはこわい夢をみるのがこわくて、

ねむれなくなっちゃった。

おかあさんとおにいちゃんが

ニベアの魔法をかけてくれた。

ありがとう、おにいちゃん。

 

というようなお話です。

 

 


ニベア花王 ニベアクリーム グンナイ イラスト/さくらももこ

天才エッセイスト さくらももこ

ストーリーはさくらももこさんではないので、さくらももこさんの著作、まんが「ちびまるこちゃん」の4巻に収録された「夢の音色」にもあるように、学校で受けた模試の採点に「現代の清少納言」と書かしめるエッセイストとしてのおもしろさはこの絵本では感じることができません。

 

でも、つい先月亡くなられたさくらももこさんを偲んで、思いをはせるのにいいきっかけになりました。

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やるじゃねえか、花王さんよ。

 

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ニベアも売れるといいね。

 


限定 NIVEA さくらももこデザイン ニベアクリーム 3種セット 花王 ちびまるこちゃん 青缶

おしまい

 

 

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「きみのための物語」 3

「ゆうしゃさまだ!ゆうしゃさまが復活した!」

 


おじいさんは振り返っておおぜいの人に向かって叫んだのです。

 


すると歓声はいっそう大きくなりました。

おおぜいの人たちはみんな口々にまさとくんの名前を呼んでいます。

 


「ゆうしゃまさとが復活したぞ!」

「まさと、まさと、まさと!」

 


まさとくんはもうわけがわかりません。

 


なんでみんなぼくのこと知ってるの?

ゆうしゃってなに?

復活ってなに?

 


まさとくんの頭の中は「はてな?」でいっぱいになりました。

 


「ちょっと待て!!」

突然大きな声がして、歓声がぴたりと止まりました。

 


ひとりの男が立ち上がってまさとくんを指差しています。

 


「その人が本当にゆうしゃなのか?本当にゆうしゃは復活したのか?」

 


さっきまであんなに歓声をあげていたみんなもざわざわと騒ぎ始めます。

 


「おれは確かめてみるまではその人をゆうしゃとは認めないぞ!」

 


するとまさとくんの手を握っていたおじいさんがまさとくんに向き直ってこう言いました。

 


「まさとくん、あなたが本当のゆうしゃがどうか証明してください」

 


おじいさんはまさとくんの手を引くとピラミッドの頂上の脇の方へと連れて行きました。

 


そこには大きな台があり、一本の剣が刺さっています。

 


「まさとくん。あなたが本当にゆうしゃならば、この剣を抜いてください。できるはずです。」

 


ゆうしゃってなに?ぼくはゆうしゃなんかじゃない、ぼくはキャンプに行きたいんです、とまさとくんは言いたかったのですが、ものすごいおおぜいの人たちがみんなまさとくんをじっと見つめているのでとても言いだせませんでした。

 


しかたがないので、まさとくんは言われるがままに剣を抜いてみることにしました。

 


大きな岩に刺さっている剣の前まできてみると、どんな剣なのかがよく見えました。

剣はとても立派でとても重そうに見えました。握る部分には飾りがたくさん彫られていて、たくさんの宝石がはめこまれていました。刃の部分もただまっすぐな鉄があるだけではなく、握る部分からの飾りが刃の部分まで伸びてからみあっていて、そこにも赤いきれいな宝石がはめこまれています。

 


こんな大きくて重そうな剣、ぼくに抜けるわけがない、と思う気持ちと、こんな剣とっとと抜いて早くキャンプに行かなくちゃ、という気持ちと、でももしこの剣を抜くことができなかったらぼくはいったいどうなってしまうんだろう、という気持ちがぐちゃぐちゃに混じって、しかもここはいったいどこなんだろう、ゆうしゃとかいったいなんのことなんだろう、とかさらに考えだすと、まさとくんはもう泣き出したいような逃げ出したいような、涙が出そうになってきました。

 


でもまさとくんはやっぱりキャンプのことを思い出しました。

 


そうだ、何があってもぼくはキャンプに行くんだ、こんなところで泣いたりしてる場合じゃない、と思うとチカラが湧いてきました。

 


ぼくがゆうしゃだろうがゆうしゃでなかろうがそんなことはどっちだっていい。でもたぶん、ぼくがこの剣を抜けなかったら、このおおぜいの人たちはぼくをこのまま行かせてくれたりはしないだろう。とにかくこの剣を抜いてしまうんだ。

 


そう決めてまさとくんはつか(剣を握る部分)に手をかけました。その瞬間でした。

 


「待て!!」

 


また誰かが叫びました。

おおぜいの人たちの方を見ると、さっき大声をあげた男でした。

 


「まずおれにやらせてくれ!おれこそが本当のゆうしゃだ!」

 


男はそう言いながらまさとくんがいる剣のところまでおおぜいの人たちをかきわけてやってきました。近くで見るとその男はとても大きくてたくましい体つきでした。お父さんよりも、いや今までまさとくんが会ったどんな人よりも大きかったのです。

いったい何を食べたらこんなに大きくなるんだろう、とまさとくんはうらやましくなりました。

そして男はまさとくんを見ようともせずに、片手で犬でも遠ざけるようにまさとくんをはらうと、剣のつかに手をかけました。

 


「おらあああああっ!!」

 


大きな掛け声とともに男はチカラいっぱい剣を引き抜こうとしました。むきだしになった腕の筋肉が硬くこわばってチカラが込められているのがまさとくんの目にもわかりました。

 


しかし、剣はぴくりとも動かないのです。

 


男はなおもチカラをこめて剣を抜こうとします。剣は同じくまったく動きません。男の額に血管が浮き出ています。

 


「くそおっ!!!」

 


男はついにあきらめて剣から手をはなしました。そして肩を上下に大きく揺らし、切れぎれの息でこう言いました。

 


「このおれにも抜けない伝説のエクスカリバーを、こんな子供が抜けるわけがない!」

 


エクスカリバー?

 


エクスカリバー!!

 


なんとこの剣はエクスカリバーですか!?

 


あの伝説の剣エクスカリバー。

 


まさとくんはたちまちやる気が湧いてきました。ぼくがエクスカリバーを抜いてやる!とそんな気持ちになったのです。

でもあの大男に抜けなかった剣です。小学生のまさとくんが抜けるとはとても思えません。どうすればいいんだろう。チカラ、もっとチカラがあれば…。

 


するとまさとくんはお父さんにもらった手ぶくろのことを思い出しました。

 


お父さんはこう言っていました。

 


「このかわの手ぶくろをはめれば何十倍もチカラがわいてくる」

 


まさとくんはすぐにリュックをおろすと、いちばん上に大事にしまっておいたかわの手ぶくろを取り出しました。

 


そしていつも寝る前にちょっとだけはめてまさとくんの手にもうすっかりなじんだかわの手ぶくろを、ゆっくりと両手にはめました。

今までだって何度はめてもチカラがわいてくるのを感じたことはありません。でもまさとくんはお父さんの言葉を信じていました。

 


かわの手ぶくろをはめたまさとくんは手を二、三度ぎゅっぎゅっとにぎると、剣の方へゆっくり手をのばしました。

 


剣のつかをにぎるとかたい鉄の感触がかわの手ぶくろをとおして伝わってきます。

 


まさとくんは小さな声で「いくぞ」とつぶやくと、腕にチカラをこめて一気に剣を引き抜きました。剣はなんの抵抗もなく見事にするっと岩から引き抜かれたのです。

 


一瞬の静けさのあと、先ほどより大きな歓声が上がりました。

 

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つづく

 

 

 

 

 

「きみのための物語」2

まさとくんはそのまま気を失っていたようです。

 


どれくらい時間がたったのでしょう。気がつくと背中がひんやりとしていました。どうやら大きな岩の上に寝ころんでいるようです。

 


体を起こしてみるとどこも痛くないので、ケガはないようです。まさとくんはここがどこなのかと思うより先にケガをしていないことにほっとしました。ケガしてしまったらキャンプに行けなくなってしまうからです。

 


安心したら今度は不安になってきました。だって学校へ向かって通学路を歩いていたはずなのに、ちょっと横道に入っただけなのに、今まさとくんはまったく知らない岩の上にいるのです。しかもあたりは真っ暗です。なんだかわけがわかりません。どれだけ眠っていたのかもわかりません。

でも、突然暗闇に放り出されてしまった怖さは少しもありませんでした。なぜならまさとくんは暗闇よりもキャンプにいけない不安の方が大きかったからです。

 


集合時間に遅れたらどうしよう、ケガなんかしてなくても時間に遅れたらキャンプには行かれない、そんなことばかりが頭の中をぐるぐる駆け巡って、暗闇を怖がることなんてちっともできなかったのです。

 


だんだんまさとくんの目が暗闇に慣れてくるとあたりの様子が少しずつわかってきました。どうやらここは洞窟のようです。

そして洞窟は完全な暗闇ではなく、うっすらと光があります。光はずっと向こうの少し上の方から入ってきているようです。

すっかり暗闇に目が慣れると、まさとくんは起き上がって、光がさす方へと登って行きました。洞窟の中は坂道になっていて、まさとくんが目を覚ました岩は洞窟の一番奥の一番低いところにありました。そこから坂を上っていったところからどうやら光が差しているようです。つまりあの光が入ってきている場所は洞窟の出口に違いないのです。

 


まさとくんはもうケガの心配なんか忘れて出口に向かっていきおいよく走り出しました。ケガなんかしなくたって時間に遅れてしまえばキャンプには行けなくなってしまう。

 


そうだ、たとえ集合時間に遅れてしまってもお父さんにキャンプの島へ渡るフェリーの港まで車で連れて行ってもらおう。ここがどこだかはわからないけど洞窟を出れば誰かいるはずだ。大人がいたらその人にお願いしてお母さんに電話をかけてもらおう。ぼくはお母さんの電話番号おぼえているから大丈夫だ。そうしてお母さんに迎えにきてもらってお父さんに車で乗せていってもらえばキャンプには行けるよ。学校から港までのみんなとのバスの旅はなくなっちゃうけど、島でキャンプできればそれでいいんだ。とにかくぼくはキャンプに行くんだ。このまま時間に間に合えばいちばんいいんだけれど。

 


そんなことを考えながら、洞窟のゴツゴツした岩場を飛ぶように駆け上がっていきました。ふしぎととても体が軽く感じられます。まるで飛んでいるようにすいすいと坂をのぼっていきます。ふだんならこんな石がゴツゴツしているところを走ったら絶対つまずいてしまうのに、今はまったく平気です。まるで風にでもなったかのようです。チカラいっぱい走っても息も少しも苦しくありません。

そうやってしばらく走っていると、だんだんとあたりが明るくなってきました。洞窟の出口が近くなってきたのです。そうしてまさとくんはとうとう洞窟の出口にたどり着きました。

 


洞窟の出口は思ったよりも大きく、土曜日にお祭りで行った町の商店街の門くらいありました。

 


洞窟から出るとそこは本で見たピラミッドのような石段のてっぺんでした。そしてそのピラミッドの石段のところにはたくさんの人がいました。しかもみんな突然ピラミッドの頂上に現れたまさとくんを見ているのです。

ピラミッドの石段にびっしりと並んだおおぜいの人たちはみんなびっくりしたような顔をして、誰も声を立てませんでした。こんなにたくさんの人がいるのに誰も話していないのです。まさとくんはその静まりかえったようすに思わず立ち止まってしまいました。

 


するとその瞬間、石段に並んだたくさんの人たちがいっせいに大きな声をあげました。

 


うわあ、とか うおおとか、とにかく喜んでいるような、そんな声がたくさんの人の口からいっせいに出てきたのです。それはまさとくんを歓迎しているようでした。

 


まるで地鳴りのような歓声はまったくなりやむことがありません。まさとくんはいったい何がおこったのかまったくわからずにただただそこに立っていました。

 


するとそのたくさんの人の中からおじいさんがひとりまさとくんの方に近づいてきました。おじいさんは目を大きく見開いて驚いた様子です。口もとはうっすらと笑っているように見えました。大きく開けた目でまさとくんをじっと見ています。

そしてまさとくんの目の前まで来ると突然まさとくんの手をにぎってこう言ったのです。

 


「おおお!ゆうしゃさま!」

 

 

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つづく

「きみのための物語」 1

その日は学校のイベントで

みんなで島にキャンプに行く日でした。

まさとくんははじめてのクラスメイトとのキャンプでうれしくてうれしくて

ウキウキしながら持ち物を用意しています。

 


お弁当、寝袋、300円分のお菓子、水着、着替え、

そして特別にお父さんからもらった革の手ぶくろ。

今日のキャンプのためにお父さんが買ってくれたのです。

まさとくんに手ぶくろをわたす時お父さんはこう言いました。

 


「いいかい、まさと。

この手ぶくろは革でできた特別製だ。キャンプの時はこれをつけるといいよ。きっとまさとのチカラが何十倍にもなるから」

 


まさとくんは手ぶくろをつけたくらいでどうしてチカラがたくさん出せるようになるのか、ぜんぜん理由がわかりませんでした。

でも、お父さんが買ってくれた革の手ぶくろはとてもかっこよかったので、もらったその日からまさとくんはいつもまくらもとに手ぶくろをおいていっしょに寝ました。それほど手ぶくろはかっこよくて気に入ったのです。まさとくんは早くキャンプに行って、革の手ぶくろをつけて、自分のチカラが何十倍にもなることを毎日想像しながら眠りにつきました。そして毎晩キャンプの幸せな夢を見ました。

 


まさとくんはリュックにぜんぶの荷物をつめたあと、一番上にその革の手ぶくろをのせました。いつでもすぐに取り出せるようにしておいたのです。

 


かわの手ぶくろをしまって、ついにキャンプの用意ができました。

 


まさとくんは意気揚々と玄関のドアを開けます。

 


「いってきまあす!」

 


空は雲ひとつない快晴です。

 


「いいキャンプになるぞ」

 


まさとくんは駆け出したい気持ちをおさえてしっかりと学校への道を歩き出しました。あせって転んでケガでもしたらキャンプに行けなくなるかもしれません。ここまできてそれだけは絶対にイヤです。

 


毎日通っている通学路がいつもとどこか違って見えます。ブロック塀の向こうからのぞく木の枝も、そこに生い茂る葉っぱも、暑くて溶けそうな黒いアスファルトもいつもより色濃く、鮮やかな色に見えるのです。まさとくんの体の中はすっかりキャンプへの喜びで満たされていたのです。

 


そんないつもと違って見えるいつもの通学路にまさとくんはふいにおかしな感覚を覚えました。

 


なんか変だな、と思ってよく気をつけてあたりを見てみました。

 


するといつもの通学路のブロック塀の先に見覚えのない横道があります。

 


「あれ、こんな道あったかなあ…」

 


まさとくんは不思議に思ってゆっくりとその横道の前に歩いて行きました。

 


「こんな道見たことないなあ…」

 


そういえば、いつも学校に行く時、帰る時は友達とおしゃべりしたり、棒や石を拾って遊んだりで、通学路がどうなっているのかなんて気にしたことなんかなかったのです。

 


ここにこうして横道があったのかどうか、まさとくんはよく思い出してはみましたが、あったともなかったともはっきりとはわかりません。

 


でも今日はとにかく待ちに待ったキャンプの日です。まさとくんは思い直して横道のことなんてもうどうでもいいや、と学校へ向かって歩き始めました。

 


でも、一歩二歩三歩進んだところでピタリと足が止まってしまいました。

どうにもこうにもあの横道が気になってしょうがないのです。

 


ええい、とまさとくんは思い切りよく横道までいったん戻りました。

 


どうせそこまで行ったらすぐに知ってる道につながっているに違いない、さっさと確かめて学校へ行こう、と思い定めたのです。

 


そうと決めたら脇目も振らず、まさとくんはどんどん横道に入って行きました。

 


しかしちょっと進んだだけでまさとくんはまたおかしなことに気づきました。

 


「こんな道、ぼく通ったことない」

 


その横道はまさとくんがまったく知らない道だったのです。

 


こんな道絶対今までなかった、なんかおかしい、もう引き返そう、とふりかえったその時です。

 


ドーン!と大きな音がして、まさとくんの目の前が真っ暗になりました。

 

 

 

 


そのまままさとくんは真っ暗な世界に落ちていくような、深い深い穴にゆっくりと落ちていくような、そんな感覚になりました。

 


そしてまさとくんのまわりは真っ暗な世界になってしまいました。

 

 

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つづく。 

 

 

 

 

息子の誕生日にオリジナルの本を書いて贈る

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以前、「子供の誕生日には絵本を書いて贈る」という話を書きました。

 

 

gyakutenn.hatenablog.com

 

お金がないので、子供のご希望のおもちゃなんかを買ってあげる余裕はないのです。

だから100均でノート買ってきて、子供が主人公のオリジナルの絵本を作ってあげるのです。

 

 

8歳にはもう絵本は喜ばれない(かも)

しかしながら、長男は今年で8歳になります。

我が家には「読書タイム」なるものがあって、

寝る前の30分~1時間ほど家族全員で読書をします。

小学2年生の長男が今はまっている本はこれです。

 


怪人二十面相 (少年探偵)

 

江戸川乱歩の「少年探偵」シリーズ。

そう、明智小五郎と怪人二十面相のたたかいです。

ほんとは主人公は小林少年率いる「少年探偵団」っぽいですが。

 

誕生日プレゼントに子どもが今ハマっているものを贈るのは鉄則です。

 

さすがに明智小五郎vs怪人二十面相みたいなのはかけませんので、とりあえず絵本にしようと思ってたネタの文章量を増やすことにしました。

 

ブログを書いているおかげかわかりませんが、長い文章を書くことには全く抵抗なくスラスラ書けました。

 

むしろ長くなり過ぎて困っています。

 

そして、ダイソーに文庫本みたいなノートが売ってたので「これだ!」と思い今回は文章多めの本スタイルにしました。

 

息子のために書いたオリジナルの本

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タイトルは「きみのための物語」

 

息子が異世界に飛ばされてドラクエ的な世界で冒険するお話です。

 

挿絵も入れてみました。

 

そこは元イラストレーター。絵はてきとーですがw

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「きみのための物語」あらすじ

 

・学校のイベントでキャンプに向かう途中、いつもの通学路に見たことのない道が

・気になってしょうがないのでいってみる

・突然雷に打たれ、気がつくとどこかわからない世界に

・「ゆうしゃ」として持ち上げられ魔王討伐の旅に

・さあ、どうなる?無事にキャンプにいけるのか?

 

というようなストーリーです。

 

まあ別に誰も興味ないとは思いますが、

せっかく書いたので公開します。

 

長いので分割してお届けします。

 

本日はさわりのみ。

 

 

 

 

 

 

「きみのための物語」

 

その日は学校のイベントで

みんなで島にキャンプに行く日でした。

まさとくんははじめてのクラスメイトとのキャンプでうれしくてうれしくて

ウキウキしながら持ち物を用意しています。

 


お弁当、寝袋、300円分のお菓子、水着、着替え、

そして特別にお父さんからもらった革の手ぶくろ。

今日のキャンプのためにお父さんが買ってくれたのです。

まさとくんに手ぶくろをわたす時お父さんはこう言いました。

 


「いいかい、まさと。

この手ぶくろは革でできた特別製だ。キャンプの時はこれをつけるといいよ。きっとまさとのチカラが何十倍にもなるから」

 


まさとくんは手ぶくろをつけたくらいでどうしてチカラがたくさん出せるようになるのか、ぜんぜん理由がわかりませんでした。

でも、お父さんが買ってくれた革の手ぶくろはとてもかっこよかったので、もらったその日からまさとくんはいつもまくらもとに手ぶくろをおいていっしょに寝ました。それほど手ぶくろはかっこよくて気に入ったのです。まさとくんは早くキャンプに行って、革の手ぶくろをつけて、自分のチカラが何十倍にもなることを毎日想像しながら眠りにつきました。そして毎晩キャンプの幸せな夢を見ました。

 


まさとくんはリュックにぜんぶの荷物をつめたあと、一番上にその革の手ぶくろをのせました。いつでもすぐに取り出せるようにしておいたのです。

 


かわの手ぶくろをしまって、ついにキャンプの用意ができました。

 


まさとくんは意気揚々と玄関のドアを開けます。

 


「いってきまあす!」

 

 

 

 

 

 

 

つづく。

 

 

 

 

 

はてなブログで1年間ブログを続けてみた

2018年9月21日、はてなブログでこの「しあわせかどうかはあなたしだい」ブログをはじめて丸1年が経ちました。おめでとう。ありがとう。

 

たいていのことは長く続かない私がとりあえず1年ブログを継続できたことはまあいいことです。

とにかくとりあえずは1年間続けた自分を褒めます。よくやったぞ、おれ。

 

「今さらブログかよ」感をひしひしと持ちながら始めたはてなブログですが、今でもどんどん後続が増え続けているようです。

これからブログを始める人、始めたもののどうすればいいかわからずに困っている人にまあ多少なりとも参考になれば、と思い、1年間を振り返ってみます。

 

 

 

というのはまったくのウソで、1年間書いたならこれはネタになる、というゲス根性丸出しでブログ1年間の運営報告というか、感想をとりとめもなく書いていこうかと。

 

 

 

はてなブログを1年間続けた結果(稼いだ金額)

まず現在のご報告。

 

もともとブラック企業を辞めるために「ブログで稼ごう!」と思い立って手を出しました。

なので

「はてなブログで1年続けて今どれくらい稼げているのか」

をまずは紹介していきます。

 

 

 

ブログで1年間に稼いだ金額(ざっくり概算)

グーグルアドセンス累計:約20,000円

メルマガ登録誘導:約15,000円

他:1,000円くらい

 

 

まあ、惨憺たる結果です。

どうやってこれで会社辞められるのでしょうか?

どうやって家族を養っていくのでしょうか?

 

やっぱりね、甘くはないんだよ、ブログで稼ぐなんて。

 

 

はてなブログを始めた経緯

ブログで稼ぐ、と決めてから、その手の情報を調べまくり、メルマガにアホほど登録し、1日200件超のメールが送られてくるようになりました。

ブラック企業社畜の私としてはそんな大量のメールを全部読んで理解して、なんてことをしている時間があるはずもなく、増え続ける大量のメールを削除することだけに多大なる時間を費やすという、わけのわからない日々がしばらく続きました。

 

まあでも削除するのみでも多少は読んでみたりするわけです。

 

しかしどんなメルマガもどんな情報も同じことが書いてあります。

ブログで稼ごうと思っている方ならご存知でしょうが、何見ても、どう調べても、

「ブログで稼ぐなら独自ドメインとワードプレス1拓」

と書いてあります。

 

そして

「とにかく始めなけりゃ始まらない」という至極当たり前のことをみなさんおっしゃるので、私も当時は冷静ではなく、「そりゃそうだ、とにかく始めなきゃ始まらない」ということで、あまたのブログで稼いでいる先駆者たちの意見を鵜呑みにし、はじめは「独自ドメイン」+「ワードプレス」でのブログ運営を始めたのでした。

 

始めたはいいが、アクセスがない。

少ないとかいうレベルではなく、アクセスなしです。ゼロです。

始めなけりゃ始まらないのですが、これでは始めただけで意味が全くない。

 

またいろいろ調べます。

 

するとどうも

「はてなブックマーク」

というシステムがいいらしい。すごいらしい。

 

なにがどうすごいのかというと

はてなブックマーク、通称「はてブ」がつくと、アクセスが大量にくるようなのです。

そしてその現象を「バズる」というのだそうです。

 

おっしゃ、ほんならおいらもはてブでバズるぞ!と意気込んではてなブログを始めたとまあこういうわけです。

 

 

 

「バズった」のか?「バズった」ことはあんのか?

「じゃあ、このブログははてなブログでバズったことあんの?」

気になりますよね、ここ。

 

結論から言いましょう。

 

 

「バズったことはあります!(小保方風)」

 

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最高は1日3000PVです。

まあ、大したことはないんですけどね。

しかもそれはこのしあわせブログではなくて、結局独自ドメインとワードプレスのやつでした。

独自ドメインとワードプレスのやつは「都市伝説ブログ」で今もほとんど更新していないんですが、たまにやばいことになります。

 

それとこのブログがあまりにも愚痴とボヤキでぜんぜん役に立つ情報を提供しないので、もうひとつ「ブログで稼ぐ」だけに特化したブログをはてなで書いています。

そちらも例の「山口達也メンバー」の時に3000PVを記録しました。たしか。私の記憶がたしかならば。わかんね。もう忘れた。

 

このブログは最高1500PVだったはずです。

たしかベイブレードの記事がクリスマスに爆発したんだな。

 

gyakutenn.hatenablog.com

 

 

 ぶっこわれやすいんですよ、この「無限ベイスタジアム」という商品は。

おそらくクリスマスイブにお父さんがこっそり息子の枕元に置いて、起きたら

「うわー!やったー!サンタさんきたー!」とばかりに封を開け、

「ねえねえおとうさん、これ遊んでみてもいい?」

「あ、もちろんだとも!」てな会話が繰り広げた後、何回かいい感じで遊ぶんだけど、

「お、おとうさん・・・」

「どうした?」

「なんかうまく動かないよこれ」

「え?もう壊したの?」

「ぼく壊してないよ」

「壊してないって、おま、これ壊れてるじゃないか」

「だってぼく壊してないもん」

「いいか、いつも言ってるだろ、大事に使えって」

「でもぼくだいじにしたもん」

「壊れちゃったら大事にしてることにならないじゃないか」

「ほんとだもん、ぼくだいじにしたもん!」

 

うえーーーーーーーーーっ!!

 

てなやり取りがあったあと

おとうさんが

「まじでこれ子供がこわしたのか?いくらなんでも当日壊すとかするか?」

とか思って、

 

「よし、グーグル先生に聞いてみよう」

 

となった結果なんでしょうね。おそらく。

 

てか、このやり取りがウチでは行われたもんで。

 

 

 やっぱり「知りたい」が書いてあると見てもらえる

 まあこのようにですね、とりとめもない自分のまわりのことを書いていてもそれが「検索されやすい情報」、つまり「知りたい」と思う情報だった場合には見てもらえるんですね。

 

さんざんみなさんが言っておりますが。

 

もちろん、収益化がブログを書く最終目的なのはかわりはないですが、

このブログは私のストレス発散のためにこれからもてきとーに書いていきます。

それなりにアクセス目当ての記事も書くし、

それなりにゲスい記事もあると思いますが、

基本的にはただ吐き出したり、メモというか記念碑的に書いているだけなので、読まなくていいです。

 

ちなみに、「都市伝説のブログ」は

「将棋の藤井聡太を育てた伝説の棋士『デクシ』」

の記事がアメトークで将棋芸人かなんかの回の時にバズりました。

 

私はほとんどテレビを見ないので

なぜ急にアクセスがきたのかさっぱりわかりませんでした。

知り合いに教えてもらってやっとわかった次第です。

 

やっぱりテレビの影響力ってまだまだすごいですね。

 

もうひとつの主に芸能ネタのブログはもちろん

「山口達也メンバー」の例の事件の時に速攻書いたのがうまいことはまったみたいでものすごいアクセスを稼ぎました。

 

と思ったら、ちがうわ、『漫画村』の記事だったわ。

 

全然覚えてない。ひどいね。

 

 

今後はこのいわゆる「トレンドブログ」に力を入れて収益化を目指そうと思います。

 

はてなブログを1年続けた感想

収益化の目標はぜんぜん達成していませんが、

ブログを続けていちばん収穫だったのは

 

私は文章を書くことが結構好き

 

ということがわかったことです。

 

もともと説教好きで、飲みに行ったりするとスイッチがはいると

ずーーーーーーーーーーーーっとしゃべってます。

独演会です。

結構笑いも取れます。

そして独自の論理を展開します。

たいていのひとは笑いますが、本人大真面目です。

誰もわかってくれません。

 

でもそんな私の独演会を好きになってくれて

飲みに誘ってくれる人もちらほらいます。

 

まあ、地方都市に移住してしまったので今は誰もいないのですが。

 

 

 

 

ブログの可能性

1年で4万円も稼げてない私ですが、ブログの可能性は感じています。

 

もう学校で教わった「我慢しろ、努力しろ」という努力教はやめた方がいいです。

学校で、社会に出て、ずっとずっとすりこまれるこの努力教は

つまるところ「お金儲けした人は偉い」という考え方です。

 

もちろん社会の中で生きていくにはお金は必要ですが、

必ずしもお金儲けがうまい人が偉いわけではありません。

 

お金はそんなにたくさんなくても

好きなことや得意なことをずっとやれれば

その人の人生はしあわせです。

 

お金を稼ぐことが成功ではありません。

お金をいっぱい持っていることがしあわせではありません。

 

いろんな人がいていろんな価値観がありいろんなしあわせがあるはずです。

 

そういう意味での本当の個性を活かせるような

お金の稼ぎ方、社会への参加の仕方が

ブログにはあります。

 

今は貧乏で

お金もなければ、

会社にほとんどの時間を拘束され

自由な時間も少ないので

私にとってはお金がいっぱいあれば

時間も自由になる、

という考えが頭を支配していますが、

やっぱりお金がいっぱいあっても

時間が自由にならなければ

しあわせにはなれないです。

 

まあお金がいっぱいあれば時間を買えますけどね。

 

自由な時間を手に入れて

子供たちの休みに楽しく遊ぶのが今の目標です。

 

 

はい、いつものようにまとまりなくこれにて終了です。

 

 

現場からは以上です。

 

 

おしまい

 

 

 

 

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