会社をクビになっちゃった


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ごぶさたしております。

むーです。

 

前回の記事が2020年8月5日になっておりましたので、

2年ぶりの再開です。

 

お待たせいたしました。

 

誰も待っていないと思いますが。

 

この2年間、特にいろいろあったわけではありませんが、むしろ何もなかったからこそ何も書くことがないという、そういう感じでずっとブログを放置していました。

 

前職(というか前々職)でブラック企業を無事卒業することができまして、その後、比較的ホワイト、土日祝休みで、年間休日120日くらいの会社に無事就職することができたため、まあ平和なサラリーマン生活を過ごしておりました。

会社自体は休日はきちんとあるものの、相変わらず手取り20万以下なので、前職の超絶ブラック企業と比べれば、休みが多くなった分時給換算で給料があがったとは言えるのですが、相変わらずの待遇です。

まあ、就職氷河期世代ど真ん中、その職に対して全くの経験なしの40代おっさんなので、高い給料なんか払えるか!と思う気持ちも十分察することはできるのですが、それにしてもあまりにあんまりじゃないですか?手取り20万ないなんて。

まあそういうことをうっかりつぶやいたりなんかすると、「みんなそんなもんだ」「甘えんな」「自分だけつらいと思うな」「うるさい」「くさい」「でぶ」なんて、雨あられのように批判のコメントで満ち溢れることでしょう。

いや、確かにあんたがたのおっしゃるとおりかも知れないけどさ、だから甘えんなお前も我慢しろ、っていう論調はあまりにあんまりじゃないですか?

月20万以下のお金で家族4人暮らしていかなきゃいけない、って普通にキビシーですよ。いろいろ工夫して節約とかすればなんとかはなるんでしょうけど、朝7時に家出て帰ってくるの早くて8時遅けりゃ翌日、みたいな働き方してんのに、工夫して節約しないと暮らせないなんて、この国はいったいどうなってんだ、と思わざるを得ません。

 

という、簡単な近況報告も兼ねて、得意のボヤキ節を炸裂させてみたところで、いよいよ今回の本題です。

 

会社をクビになってしまいました

新しい会社はオフィス家具を売る、という営業職でした。

同僚たちはみな優しく、「残業なんかしないで早く帰ろうよ」というような雰囲気もありました。

ノルマも一応設定されているものの、たいして追及されることもなく、だいぶゆるい会社でした。

私は支社勤務だったのですが、支社長がレジェンド級の元営業で、支社長であるにもかかわらず売り上げをガンガンあげてきます。でも肩書は支社長ですので、当然数字はついていません。支社長があげてきた売上は、誰か売上が足りない営業につけてくれるのです。すごいね。楽だね。超絶ホワイトだよね。

まあでも給料は安い。

それでも前職よりに比べたらまるで天国じゃん、ということで働いておりました。

でも、なんか全然仕事ができない。こなせない。

イラストレーターとして、半分ひきこもって15年近くを過ごしてしまっている間に、世の中のサラリーマンという仕事は、スピードは比べ物にならないくらい上がっていました。びっくりした。

見積作っててもガンガン携帯が鳴る。運転しててもガンガン携帯が鳴る。

今日中に見積ください、とか平気で言ってくる。

そんなかんじで私は全然そのスピード感についていけませんでした。

いわゆる浦島太郎状態です。

優秀な人ならば、それに対応することもできたのでしょうが、私はそれほど優秀ではありませんでした。しかももう50近いおっさんです。おっさんというよりはむしろもう初老です。いまさら新しいことをやれ、といわれてもアタマもカラダもついていきません。

で、

なるべくしてなりました。

つまりやらかしてしまいました。

内容についてはめんどうなので詳しくは話しませんが、結構なレベルのやらかしで、結局人事から「詰め腹を切れ」というお達しを受けてしまいました。

つまり「クビにはしないが、自分でやめろ」ということです。

反論の機会は全く与えられず、前述のように同僚たちはみな優しい人たちでしたので「さすがにクビはひどすぎる」となぐさめの言葉をかけてくれてはいたものの、私がこの会社に全く向いてない、不必要な人材であることは、悲しいかな、私も含めてみなが認知するところだったので、私自身も、もういっかあ、という感じで、会社の意向に沿って、さっぱりと辞めてしまいました。

 

というわけで、オラ無職

おっす!オラ無職!というかんじで今無職です。

東京でイラストレーターをしていて、イラストレーターをやめると同時に、妻の故郷である地方都市に移住してきました。

そこからまだ7年くらいしかたっていませんが、すでに6社辞めています。やばっ!

2か月しかいなかった会社もあります。40歳過ぎて。やばっ!

この経験から導き出した結論はこうです。

「私はサラリーマンに向いてない」

まあサラリーマンに向いていないのか、そもそも仕事とかしちゃいけないのか、そのへんはよくわかりませんが、毎日同じ時間に出社して組織の中で決められたことをやって働く、ということは決定的に向いてません。向いてないし嫌いです。やりたくない。

向いてないしやりたくないから、結果はもう決まっています。

うまくいくわけがない。

 

今何してるんですか?

じゃあ、今何をしているかというと、職業訓練の学校に通っています。

宅地建物取引士(宅建士)の資格を取るためです。

 

実は前回のオフィス家具の会社で、私は2級施工管理技士の資格を取りました。

国家資格です。すごいね。

運転免許依頼の初めての資格です。

この資格があれば、木造建築(つまりは一般の住宅)の現場監督が堂々とできるという、素晴らしい資格なのです。

この年でも施工管理(現場監督)の仕事であれば、たっくさん求人があります。つまり引く手あまたです。実情は全く知りませんが、少なくとも求人はすごい数あります。就職しようと思えば施工管理でならまあいけるでしょう。

でも私には無理です。

施工管理に仕事はものすごく多岐に渡り、しかもマルチタスクを同時にこなす能力が求められます。私にはこの「マルチタスクを同時にこなす」というスキルが決定的に欠けているからです。

欠けているというか、持っていません。

なのでこれはダメ。

 

でも国家試験に合格したことで分かったこともありました。

 

つまり私は試験が得意なのです。

 

そういえば、たいして勉強もしないのに、大学もまあまあのところに入ってます。

仲のいい、受験勉強中も遊んでくれた友人は、私が勉強してる様もある程度知っていました。

その友人が、私が大学に見事合格した時にこう言い放ちました。

 

「あれしか勉強しなくていいんならおれも受験すればよかった」

 

ひでえこと言うよね。

そこはまず「おめでとう!」だろ。

まあおめでとうも言ってたのかもしれませんが、すっかりどこかへ行くほどこの言葉のインパクトはありました。

 

で、前職では一応施工管理技士の資格を取得することを奨励していました。必須ではないのですが取っておくと評価が上がるよ、課長以上になりたいなら必須だよ、という感じ。

私が取得した試験では全社で20人が受験しました。

みんなで試験対策をしよう!とか言って、無駄にズームで会議とかもしたほどで、全社的に受けるのは久しぶりだそうで、会社側もそれなりに期待を寄せておりました。

結果は4人合格。20人中4人です。

なかなか難しい試験ですね。

ネットで検索してみると一般的には300時間くらいの勉強時間が必要なようです。

私はどうかというと、300時間は確実に勉強していません。

まあ前職、前々職、前々々職と建築業に携わっておりましたので、経験値は高かったとは思います。

一応参考書を買ってざっと頭から終わりまでは読みました。

あとはスマホで問題集をひたすら解きました。隙間時間に。

 

そういった感じで合格しましたので、ああこれはわたくしめはペーパー試験が得意なんだな、とようやっと気が付いたわけです。

 

翻って、じゃあこの就職氷河期初老の無職おっさんが取れる資格(特に国家資格)はこの際取ってしまおう!ということで調べてみました。

 

本当は2級建築士の資格が取りたかったのですが、設計なんかの業務の実務経験が7年ないと受験資格が得られません。

 

なので宅建士を取ることにしました。

 

失業手当を申請するためにハロワに出かけていくと、なんとちょうどいいことに宅建士の資格講座があるではありませんか!

しかも受講中は失業手当がもらえるという。素晴らしい。

私の失業手当給付期間は90日(3か月)ですが、宅建士講座は4か月あります。つまり、1か月分余計に失業手当がもらえるのです。素晴らしい。

しかも「宅建士を取るために学校に行く」ということであれば、すぐに就職しなくてもよいのです。これが何よりでかい。

もともとずっと手取り20万円以下で生活していますので、貯金なんかないんです。そりゃそうですよね、4人家族生きていくだけでも工夫して節約しなきゃいけないんですから。貯金なんてできるわけがない。

それでも妻は貯金をしてくれてるようです。すばらしい!

でもお父さんだって給与全額家に入れてるんだ。

自分が朝から晩まで働いてもらったお金は全くもらわずに、自分で副業して、おこづかいも携帯代も自分で払ってんだ。だれか素晴らしい!ってほめてくれ。

まあそれはいいや。

 

そんなかんじで、サラリーマンに全く向いてない私はもうサラリーマンしたくないし、したとしてもおそらくまたクビになる気まんまんなので、就職しちゃいけないと思うんです。クビになる気まんまんってか、おそらくまたやらかしてクビになっちゃう。そしたらまた家族にいやな思いさせるし、仕事で私にかかわった人にも絶対迷惑かける。だからもうサラリーマンしたくないし、しないほうが絶対いいのです。世界平和のためです。

 

それがこの宅建士取得講座に通えば一気にクリア!

クリアじゃないけどね。先延ばししてるだけだし。

 

「未経験から不動産業を開業してみた」

というわけで、私は宅建士を取得し、不動産業で独立開業します。

その様子は別のブログで紹介していこうと思います。

 

試験は得意だし、勉強するのも好きなので、宅建士取得後はほかの資格も取ろうと思ってます。現状計画してるのは以下の通りです。

 

・宅地建物取引士

測量士補

土地家屋調査士

行政書士

ファイナンシャルプランナー2級

・第2種電気工事士

TOEIC

・インテリアコーディネーター

 

未経験不動産開業ブログを開設したらまたここで宣伝しますので

よかったらよんでください。

 

では。

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