誰が言ったか知らないが、言われてみれば確かに聞こえる、空耳アワー大好きのむーです。
この話はこちらの続きです。
「MMK」は秘密の合言葉
当時27歳の私は大好きな空耳アワーを録画するために、毎度おなじみ流浪の番組「タモリ倶楽部」を見ていました。当時は金曜日の11:30くらいからの放送が多かったです。
たしか番組はバスケの試合をするとかそんなんだったような気がします。
タモリが、しかもタモリ倶楽部でバスケなんかするわけないのでおそらく私の記憶違いだと思いますが。
そして2チームに分かれて試合をすることに。
それぞれチームに名前をつけました。
ゲストの誰かが聞きます。
するとタモリが言い放ちました。
「もててもててこまっちゃう、に決まってんだろう」
ドドーン!!
その瞬間、冬の稲妻に打たれたかのような衝撃が私の体中を駆け巡りました。うそです。
ただ爆笑しただけです。
「ははーっ!おもしれえなあ、もててもててこまっちゃう」
しかしながら、この「MMK」という言葉が後のむーの人格形成に大きな影響を与えることになろうとは。この時はまだ誰も知る由はありませんでした。
ある人物との出会いが人生を変える
前回のお話でも言ったように、私はもてるという目的のため、もてるためにはどうすればいいのかという方法を模索していました。しかし具体的な方法を確立するためには具体的な目標を立てる必要があります。その目標はまだ明確になっていませんでした。
いろんな話でも書いているように私は太っています。
でぶちんなのです。
デブは私のアイデンティティーなのです。
わかっています、これは言い訳です。ほんとはやせたいです。理想は細マッチョです。
じゃあもてるのと食べるのどっち取るんだよ、と言われればこれは難しいです。
そもそも2択ではないのです。
なぜなら痩せた方がもてるに決まってはいるけれども、
痩せたからといって必ずしももてるとは限らないのです。
ここは強く言いたい。もっかい言っちゃいます。
痩せたからといって必ずしももてるとは限らないのです。
まず痩せてから言いなさい、というお叱りの声が聞こえてきそうですが、理屈は間違っていないです。
だってもしダイエットに成功して理想の細マッチョになったとき、
全くもてなかったら目も当てられないです。
そうです、私は怖いのです。痩せたときに現実を受け入れることができるかどうかが。
うそです。
目の前に食べ物があったらガマンできないだけです。
そんな時に出会ったのが何を隠そう「くまのプーさん」なのです。
キムタクは大嫌いな人はたくさんいるが、くまのプーさんを嫌いな人はいない
これが私のたどり着いた答えです。
キムタクはもてます。反町ももてます。竹ノ内も持てます。オーランドブルームももてます。
でも必ず彼らを受け入れられない、むしろだいっきらい、と断言する女子が必ずいるのです。
その点どうでしょう。
くまのプーさんがだいっきらい!
という女の子にあなたは会ったことがありますか?
少なくとも私の周りにはひとりもいませんでした。40年以上生きてきて一人もですよ?
ちなみに私の嫁はキムタクがだいっきらいです。
しかもくまのプーさんなら、私のアイデンティティー、デブを失うことなく女の子にもてることができるのです。最強です。
さらにキムタクよりくまのプーさんのが有名です。パイがでかいです。おっぱいじゃなくて母数のことです。知ってる人が多いという意味です。
くまのプーさんみたいだね
はっきりいってこの理論は最強だと自負しております。
いくらグーグル先生に聞いてみたところでこの理論を展開している人は私一人でしょう。
・・・いちおう聞いてみよ。
検索してみると「プーさんイケメン」なる言葉がありました。ぽっちゃり男子が受けるといった内容です。
これはちょっと違います。ただのデブ専です。
ちがうんです。私が言ってるのはデブ専じゃなくて、モテ男を目指すよりみんなに愛されるキャラになる方が結果モテる、ということなのです。
あえて言おう「くまのプーさんモテ理論」は最強であると
そして私は今日この場で決めました。
この理論を「くまのプーさんモテ理論」と名付けることを。
なんかだせえなあ。
もっといい名前あったら教えてください。
そしてこの「くまのプーさんモテ理論」をあなたのまわりのデブに教えてあげてください。