バナナマン日村の魅力は「おもしろい顔」でも「いい人」でもない
バナナマン日村が結婚しました。おめでとう!
私は日村と同い年なので、なんかうれしいです。
【人気記事】バナナマン日村勇紀&神田愛花が結婚 設楽統と3人でコメント発表 #バナナマン #日村勇紀 #神田愛花 https://t.co/PgfgzD1YCw
— モデルプレス (@modelpress) 2018年4月7日
私は絵を描いていたので(「ので」っていうのも変だが)、よく深夜にお仕事をしていました。
そしてたいていTBSラジオの「JUNK」を聞きながら絵を描いていたので、バナナムーンもよく聞いていたし、JUNKの中でも爆笑問題とならんで好きでした。
テレビの日村ももちろんおもしろいけど、ラジオってラジオの魅力がある。
いちばんは「どうせたいして聞かれちゃいねえよ」っていうちょっと投げやりな、好きなことやっても許されるというか、「部室でだらだら過ごしている感じ」の空気が私はとても好き。
”カイザー”設楽の評価はテレビ業界では高いようだが、私はやはりなんといっても日村の「お笑いモンスター」っぷりに脱帽する。
ベランダから外見て撮られるとか、こういう感じが日村っぽい。おもしろすぎる。
救急車のサイレンが気になってベランダ出たらフライデーされた二人の写真が個人的にめっちゃ好き😂😂
— 話題の動画!! (@topic_movie777) 2018年4月8日
#日村#神田愛花#フライデー pic.twitter.com/7uVPOR5yoR
日村のおもしろさ「お笑いモンスター」
ほんとこの日村さん好きw
— 乃木のぎ⊿! (@hirahira0329) 2018年4月8日
#乃木坂工事中 pic.twitter.com/VI2yCtjQUb
そしてこれが日村さんをわかっている方々 pic.twitter.com/sb8g8yi1aD
— ななみん◢ ⁴⁶ (@nanamin2017_220) 2018年4月9日
日村をわかってる?全然わかってないよ。
別にいい人じゃないし、自分を全く律することができなくて
歯が全部なかったり、ぶったおれて救急車で運ばれたりしてんだから。
日村は「いい人」じゃなくて自分の欲望に忠実に「楽しく生きてる人」なんだ。
そこが魅力。
「いい人」とか「ぶさいく」とかじゃなくて、
「そばにいると楽しい」ってことだ。
楽しく生きている人のそばにいるのは楽しい。幸せだ。
悩んでいることの大半は「自分以外の誰かの価値観」と「自分の価値観」がうまくかみ合わないことから生じる。
つまり「自分の価値観を信じきれない、貫き通せない」から「どうやって周りの人に”変”と思われないようにするか」で悩んだり無理をしたりするのである。
もちろん日村だって日村なりには周りに合わせようとしてるとは思うのだが、一般的な大多数の人が合わせている度合と比較すれば「日村が好き勝手なことしている」ように見えてしまう。
そうしていわゆる「みんな」に迎合せずに「自分」を貫き通す、というかもちろん日村はそんなに強い意志がある人間ではなく、ただ単に弱い人間だから「楽な方、楽しい方に流されてるだけ」ではあるのだが、この流されっぷりが気持ちいいくらい抑制をかけていないので、ほんと見ていて楽しそうだし、こっちも楽しくなる。
「”みんな”を考えないが故に”みんな”が楽しい気持ちになる」というある種逆説的なことを言動とか見てわかることだけでなく「生き様」で表現しているところが日村の最大の魅力ではないだろうか。
顔がぶさいくなのを「中身がいいから」って言う人は逆に差別の意識がある。
顔も含めて日村はおもしろい。生き方もいい。
顔も含めての「個性」が強烈で、しかも「みんな」を気にすることなく「自分の基準」で生きてる。
それが見てる人を不快にする場合もあるだろうけど、日村はそれを「お笑いモンスター」と相方設楽に言わしめるほど昇華している。
「顔が」とか「中身が」じゃなくて、「唯一無二の楽しく生きる人日村」がその魅力なのだ。
もちろん日村はお笑い芸人としての最大の武器である「おもしろい顔」に甘んじることなく、日々芸を磨いてきた。
というよりはそれも努力して磨くのではなく、おそらく好きだからついやってしまう、ということの延長線上なのだろう。
もっと他にやらなければいけないことがあっても、ついおもしろいからやってしまう、ということだ。要するに我慢できずに流されやすく、欲望に忠実なのだ。
私も以前から好きは努力を努力でなくしてしまう最大の武器だと思っている。
「好き」はすごいというお話
そして日村の「好きで楽しい」が極まったのが様々な替え歌である。
中でもバナナマンのラジオ「バナナムーンGOLD」で披露している「ヒムペキ兄さん」こと日村の替え歌の爆発力はすごい。
最近はまったく聞いてないが、私はこれが好き。一回聞いて。
【神曲降臨】バナナマン日村勇紀 『お祭りマンボ』ヒムペキ兄さん快気祝い一周年ver.
あまりの不摂生により病院送り、死ぬ寸前、という憂き目にあいながら、なおも自分の欲望を貫き通す。というか流されまくる。我慢できない。
まさに「のど元過ぎれば」の言葉通り。
普通ね、私と同い年のいいおっさんならいろいろ守るものがあるわけですよ。自分だけの体じゃない。
で、守るものがなかったとき、つまり若いころに比べてやりたくてもブレーキをかけてしまうんですよ。かけたくないんですよ、本当は。でもかけざるを得ない。
なぜなら「おっさんという年齢に課せられた年齢にふさわしいふるまい」を求められるから。
もっと言うと息子の友達やその親たちに「あれが○○くんのお父さんだってー」なんて言われたら息子がかわいそすぎる。というようなことを嫁にも求められる。
それをさ、「クスリのんでりゃ大丈夫」って言いきってしまう、やりきってしまうところがおもしろい。すがすがしい。
しかも構成としては普通なら「なんでも食べられてハッピー」で終えてもいいところを「ケンコバ」で締めるあたりがやっぱり日村はすごい。おもしろい。
最後に私がバナナマンを好きになったコントを紹介。
死ぬほど笑った。
元気がないときたまにこれを見ます。
「日村勇紀」って確かに・・・。ね。
おしあわせに!
引用:
Paul McCartney Artist Profile | Rolling Stone
似てなくもない。
おしまい
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