UFOを呼ぶ言葉「ベントラー」
45年生きてきて、霊的現象やオカルト的なことにさっぱり縁がなかった私が、先日とうとうUFOを見てしまいました。
あれは絶対UFOです。
今日たばこを吸いながらなんとなく空を眺めていると、飛行機が1機飛んでおりました。
特に何も思うこともなく「飛行機が飛んでるなー」とすら思いませんでしたが、飛行機の後ろから何やら光る物体が飛行機を追いかけてくるように飛んできました。
その発光物はそのまま飛行機を追い越してだんだん光が弱くなり、ついには見えなくなりました。
私はまたUFOを見てしまったのです。
こういうオカルト的超常現象にまったく縁のない私ですが、オカルト的なことは大好きなのです。なんせ「むー」ですし。
たばこは吸い終えましたがまたUFOが現れないかとしばらく空を眺めていました。
早く帰りたいのに。
いっぱい仕事残ってるのに。
そしてあることをひらめきました。
そうだ、UFO呼ぶときになんか呪文みたいな言葉があったな。
しばらく考えてみましたが、思い出せません。
なんとなく近い言葉は思い出しました。
「ベントレー」です。
これ非常に近い。でも確実に違う。
なぜならベントレーは車だからです。それくらいは知ってる。
高そうな車「ベントレー」
30分くらい空を眺めていました。
こういう時の眺め方は決まっています。
「見るともなく全体を見る」
何かの武道のようです。
宮本武蔵の心境になるのです。
「木を見て森を見ず」
こんな言葉が頭の中を駆け巡ります。
全然意味は違います。
さっぱりUFOは姿を見せないので
パソコンで「UFOを呼ぶ言葉」を調べてみることにしました。
UFOを呼ぶ言葉「ベントラー」
「ベントラー」でした。おしい。非常におしい。
はっきり日本語で「ベントレー」というのではなく
ちょっと巻き舌でなんとなく英語っぽく「ベントレアー」みたいに唱えていたらUFOが出現していたかもしれません。
と思ったら、呼びかけてから6時間くらいして出てくるようです。
正式には
「ベントラーベントラー、スペースピーポースペースピーポー」などと訴えるそうです。
ベントラーは宇宙語で「宇宙船」の意味だそうです。
昔アメリカ人が「これで呼べ」と宇宙人に言われたそうです。
そもそも「宇宙人」とかめっちゃ範囲広いです。
われわれだって広義では宇宙人です。
火星に住んでいる人は、地球から見たら「宇宙人」です。
逆に地球に住んでいる人は火星から見たら「宇宙人」ではないでしょうか。
そもそも地球にだって「地球語」なる言語は存在しないのに、もっとひろい宇宙に「宇宙語」が存在するとは思えません。
しかもベントラーとかなんか言いやすいし、完全に英語っぽいです。あるいはドイツ語あたり。
でも「ベントレー」までたどり着けたあたり、自分をほめてあげたいです。
むー、よくそんなくだらないことなんとなくでも覚えていたな、と。
そもそもUFOとは?
私は「UFO見た!」と言って騒ぐ人は嫌いです。ムカつく。
「そもそもおまえUFOって何のことか知ってるの?」と言いたくなります。
そう、あなたもお気づきの通り「UFO」とは「Unidentified Flying Object」、つまり「未確認飛行物体」、もっと直訳すると、「どういった個体か特定していない空を飛ぶ物体」のことです。
つまり「何かわからない飛んでるモノ」は全て「UFO」です。
おまえが言いたい「UFO」ってのはつまり「宇宙船」のことだろ?
と問いたくなるのです。
逆に言うと「何かわからない飛んでいるモノ」を「宇宙から来た乗り物」と認識できた時点でそれは「UFO」ではなく「宇宙船」になるのです。
わかりやすくいうとホワイトベースが飛んできて「あ!UFOだ」という人はいません。
ガンダムを知らない人は「あ!UFOだ」というかもしれませんが。
うわあ、自分で作っててすげえ見たくなった。この光景
つまり「それが何であるか」を認識できた時点で「UFO」は「UFO」でなくなるのです。
そう、その上で私が見たモノは間違いなく「UFO」なのです
だからつまりね
私が見たものは「なんだかわからない空飛ぶモノ」です。
だから「UFO」なんです。
カップ焼きそばのアレじゃないです。うまいけども。
え!?なにこれ!丸くないじゃん!四角じゃん!UFOじゃないじゃん!
日清 焼そばUFO(ユーフォー) 12個入 2ケース(24個)
ちゃんと丸いのもありました。
結果、「ベントレー」ではもちろんUFOは現れませんでしたが、「ベントラー」でもおそらく現れないでしょう。
おしまい
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