イラストレーターとか才能があっていいですね


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絵を描いてメシを食うみたいなカタギじゃない仕事をしていると、周囲からいろんなことを言われます。面と向かって悪意をぶつけてくるような男気あふれる方はそうはいませんので、たいていは好意的な意見が多いです。

いちばん言われたのは

 

「才能があっていいですね」

 

です。

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たいして絵がうますぎるわけではないので、絵を上手に描く才能ははっきりないと言えます。

ただこれだけは言えます。

 

絵を描くことは好きです。

 

私に才能がもしあるとするならば、この「絵を描くことが好き」というのが才能です。

 

 

 

graspaf.net

 

「才能」という言葉

 

英語で「才能」を意味する言葉はいくつかあります。

中でも私が好きなのは「gift 」です。

ギフト、つまり天から与えられた贈り物、ということですね。

 

例えば、私がメシも食わず、寝ずに朝まで絵を描いていたとします。

この事実を指してたいていの人はこういうでしょう。

 

「すごいがんばってますね」

「よくそんなにできますね」

 

 

でもこれは私にとっては事実ではありません。

なぜなら私は単純に楽しかったから、眠ることも食べることもそっちのけで絵を描くことに没入していただけだからです。

 

 

 

誰にでもこういう経験はあるでしょう。

 

ドラクエやってたら朝になってた

 

漫画読んでたらメシ食うの忘れてた

 

これ、どっちかって言うとダメなやつのあるあるですよね。

 

でもそれがゲームや漫画ではなく、いわゆる職業であれば、他者からの評価は意図と全く違うものになることがあるのです。

 

 

私は正直、自己採点でも決して絵が上手くはありません。

ではなぜ13年間も絵を描くことでお金を稼げたかというと、単純に好きで飽きなかったからです。今までやった職業の中でもっとも長くやったのが絵を描くという職業です。好きじゃないと続きません。

 

私はこの「寝食を忘れて何かに没頭してしまうほど好き」ということが才能だと思っています。

 

はたから見るとものすげえ努力してるように見えることが、やってる本人には、いかんまた入り込みすぎてやめられなかった、という、なんなら本人にとっては反省モードになってしまうこの状態。

 

こういうモノを持っているということが「才能がある」という状態なのです。

 

好きなものは誰がなんと言おうとやめられない。なんなら自分でも歯止めが効かない。

 

そういうモノを持っていると、結果として他者と比べて相対的にそれに費やす時間が長くなります。

で、結果として他者より多くの経験を積むことになり、またその結果として他者より上手くできるようになります。

スキルが上がるのです。

そうすると提供できる価値が多くなり、また結果として他者より一歩抜きん出ることになります。

 

私が絵を描いてお金を稼げたのは、もうこれにつきます。

 

寝るより食べるより遊ぶより、絵を描いている時間が楽しかったから、です。

 

あなたにも必ずそんな「なにか」があるはずです。

 

それでお金を稼ぐようにするには、もうひとつ別のスキルや知識が必要ではありますが。

 

でも

「自分でも止められないほど好き」の先に「それをずっとやっててもお金が稼げる」状態になれるのなら、その「別のスキル」を勉強して身につける価値は大いにあるはずです。

 

ゲームが好きで、次の日も朝から仕事なのに5時までゲームやり続けてしまった。これ完全にアウトです。

でもそのゲームの攻略サイトをつくって月に20万円稼げるようになれば、いくらゲームやってても許されます。

 

 

あなたが今、社会的に許されないことについつい没入してしまい、現実社会で生きづらさを感じているのなら、それはむしろチャンスかもしれません。その知識・経験を提供する仕組みさえつくってしまえばお金があとからついてくるでしょう。

 

ネットにはそんな情報いくらでも転がってます。

 

グーグル先生に聞けばいいのです。

 

もう一回自分に聞いてみてください。

 

「おまえの好きなことってなに?」

 

 

 

好きなことがあることが才能だ、というお話でした。

 

 

 

おしまい

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