佐村河内氏を覚えていますか?


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※これは私が4年くらい前にFacebook に投稿した文章です。

 

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私は左耳の聴力が全くありません。幼稚園の時におたふくかぜにかかって、その時に左耳の聴力を失いました。


「おたふくかぜ」って見た目のことを言ってるんですが、そんなてきとーな名前つけたらいけないですね。本当は「流行性耳下腺炎」という病名で、合併症として難聴になることがあります。


成人してからこの病気にかかると難聴になる確率が高いらしく、これがおたふくかぜを子供の頃にやっておいた方がいい主な理由だと思います。


私は幼稚園児で発症したので、詳しくは記憶していません。朝起きてでんぐり返し(前転)したらめまいがしてそのまま立てなくなり病院へ行き、そのまま入院。診断は「自家中毒」。

てきとーですね。

耳が聴こえなくなってるので、三半規管もイかれて平衡感覚がおかしくなってのめまいです。

でも耳が聴こえないのってあくまで自己申告なんで、まわりの大人、医者さえもおれの左耳が失聴してることには気付きませんでした。

てかおれもその時点でわかってません(笑)。


わかったのは小学校に入る時に聴力検査を受けた時です。


「聴こえてる時は押してねー」というあれです。

左耳の時だけ「聴こえてたら押してねー」と何度も言われ、だってきこえないもん、とボタンを押さないおれ。


その時始めて聴覚障害が発覚。しかも耳下腺炎の合併症としてはほぼ難聴どまりらしいんですが、おれの場合は完全失聴。幼稚園から現在にいたるまで、左耳で聴いたことはありません。


しかも高校生までサンシャインのエレベーターで耳聴こえなくなったと思ってました。

あの急激な気圧の変化でなるあれです。バカですね。てかちゃんと説明しとけよ、親。結構大事なことじゃんか。

 

もちろん不便はあります。


電車の中や、バーのような、常に何かの音が流れている場所では、自分の左側にいる人の話はほとんど聴こえません。

てきとーに相槌打って終わりです。


車を運転してても、助手席の長男の言葉は聞き取れません。長男は歌を聞きたがるので音楽をかけているからです。そしてもちろん日本車です。


私は長男に言います。


「おとうさんはこっち(左)の耳が聞こえないから、音楽聞きたいなら大きな声で話してね。」


長男は、おれが「なんだこいつうるせえ」、って思うくらい大きな声かけて話してくれます。優しい子です。まだ3歳です。


何が言いたいかというと、
右耳はばっちり聴こえてばっちこーい状態なんで、左耳が全く聴こえなくても健常者です。障害者手帳はもらえません。別にそれはいい。もらいたくもねえし。


耳が聴こえないおかげで人の話をきちんと目を見て聞くようになりました。

何を話しているか耳以外も総動員で「聴か」なければならなかったからです。おかげで「よく話を聞いてくれる人」という評価をたくさんいただきました。大学行けたのもおそらくこの能力のおかげです。

 

まあ何が言いたいのかというと、佐村河内氏のことですね(笑)


この野郎聴こえるクセに何しとんねん、という。

てめー障害者手帳とかふざけんな、ってやっぱり思います。


結構嫌だったことのひとつとして、前の会社で人事の人に「障害者手帳取れないの?障害者雇うと補助金もらえるんだよねー」的なこと言われた時にはさすがにむかっときましたね。

 

てめーこのおれを障害者扱いか!ふざけんな、この給料泥棒。てめーよりよっぽどおれのほうが仕事できるわ。と思いました。

 

左耳が聴こえないんです。


別に辛くも悲しくもないです。ちょっと不便はあります。


でも、背が低いとか、運動神経ゼロだとか、絵心全くないだとか、みんな誰でも苦手ってありますよね。

不便なことありますよね。


おれは、
左側から話かけられることが苦手です。
球技も苦手です。ラグビー部でしたが(笑)

 

耳が聴こえない作曲家とか、やめてくれ。

 

もし佐村河内氏と会うことがあるならばマジで両耳聴こえなくしてやります。

 

そんなに耳が聴こえないのが好きなんだったら、おれが望み通りにしてやるよ。

 

音のない世界で生きていけ。

 

 

おしまい

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