正月の休みボケから抜け出せない


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今年の正月は休みが長かった。

30日~1月6日まで8日間。

珍しくゆっくり休めた感がある。

 

で、年始。

仕事始まって今日で3日目。

昨日、おとといに引き続き今日もブログをせっせと読む。

自分でもせっせと書く。

仕事はないわけではない。

でも忙しくてどうにも、というほどでもない。

だからブログを読む。

 

だって、まったく仕事をする気が起きないんだもん。

 

正月休みが長くて、十分ゆっくりできたおかげで

休みボケから抜け出せる気配が全くないのだ。

 

と思って

去年はいったいどうだっただろ?と思い出してみると

去年は1月全く仕事をしなかったのを思い出した。

 

いや、実際にはそれなりには仕事をこなしてはいたんだろうけど

たしか2月になったときに

休みボケから復活するのに1ヶ月かかったなー、と思ったことを覚えているのだ。

 

すげえな。

 

1ヶ月休みボケって。

 

さんざん「ブラック企業」って言っておきながら

1ヶ月休みボケでなんとかなる会社って

ある意味全然ブラック企業じゃない。

 

で、

さらにつっこんで振り返ってみると

私はそもそもほとんど仕事をしていないような気がする。

仕事をほとんどしなくても

なんだか仕事が回るようになってる。

 

いや、もちろんそれは

私の基準での大甘なおっけーであって

ふつうの基準からすると

おまえ全然仕事回ってねえし、ってなるだろうけど。

 

とにかく「休みボケから抜け出せない」っていう表現は

適切ではないなあと。

 

そもそも私のデフォルトでの勤務状態が「休みボケ」なのであって

まあ簡単に言うと全然仕事しないわけです。

 

さっき「なぜ私は仕事をきちんとこなさないのか」について

おぼろげながら回答の手掛かりを見つけることができたので

昨日に引き続き、自分のためのメモ的な意味合いで

このブログに記しておく。

 

またしても公開して誰かに読んでいただくような内容ではない。

 

読んでもまったくおもしろくないこと請け合いなのだが

まあメモだし。いいじゃん。おれのブログだ。

 

会社勤めはゴールのないマラソン

 

会社に入って仕事すると

「定年退職するまで働く」か

「過労死する」か

どちらかまで、何十年も延々と毎日働かなければならない。

 

これはどういうことかというと

「ゴールのないマラソン」

を走っているようなものなのだ。

 

あなたは今突然誰かさんに

「ちょっとゴールはわかんないんだけど、とりあえずあっちに向かって走って」

と言われて素直に走り出すだろうか?

 

いや、会社ではこんな生ぬるい言い方は決してしない。

 

「おい!とにかくあっちに向かって全力で走れ!絶対止まるな!死ぬまで走れ!!」

こんな言い方をされるだろう。

 

こんなふうに言われると、気の弱い人や、もめごとがキライな人はつい走り出してしまうだろう。

いや、気の弱い人でなくても、その場には決して逆らえないような空気があるはずだ。

ほとんどの人がそれに従わざるを得ないような空気が。

 

いや、まあこれはだいぶ乱暴なたとえではあるが

でもつまりは私にとって「会社勤め」というのはそういうことだ。

 

そう、私はそんなことを言われても絶対に走らないのだ。

 

私にとって世の大半の人はこの無理難題に対して何の疑問もなく

「よっしゃ―!!!走るでーー!!!」

と元気よく走っているように見える。

 

以前の私ならなんでみんな元気よく走りだせるのかさっぱりわからなかった。

そして「そんなふうに走るのは間違ってる」などと

走っている本人たちにやたらと説教を垂れたがった。

 

でもいまならわかる。

そうやって走っている人たちは

「走れ」という指令を受け取る以前より

 

「走れと言われたらその通りに走るのが正しい」

「みんなと同じようにしないのは悪いこと」

 

ときっちり刷り込まれてきたのだ、ということに。

 

「走れ」と言われてつい走り出してしまう人に「それは違うんじゃないか?」といくら説明したところでもう遅いのだ。

 

その人たちは間違っていないのだ。

 

走っている人たちは

「走れと言われたら問答無用で走れ」と洗脳している人たちがきっちり仕上げた製品なのだ。

 

ダイソンに向かって

「スイッチ入れたからってゴミを吸うのは間違っているんじゃないか?」と言うのと同じように意味がない。

 

振り返ってみると私はかなりの人たちにこの説得を行ってきた。

 

いわばこんな感じ。

 

ダイソンに「ゴミを吸うだけがお前の能力なのか?」と問いかけ続けた

 

私「おいダイソン、お前そんだけの吸引力があるのにゴミだけ吸ってていいのか?」

 

ダイソン「ゴーーーー」

 

私「スイッチを入れられたからってただゴミを吸うだけだなんて絶対に間違っている」

 

ダイソン「ゴーーーー」

 

私「お前のその能力をもっと他に活かすべきだ」

 

ダイソン「ゴーーーー」

 

私「例えば吸うんじゃなくて吐くとか」

 

ダイソン「!!!!」

 

 

 

こうして生まれたのがダイソンの扇風機。


ダイソン 扇風機 空気清浄機能付ファン ピュア クール Dyson Pure Cool TP00IB アイアン/ブルー TP00 IB

 

 

 

まあいいや。

 

 

 

 

 

 

学校には「卒業」があり、部活には「大会」があった

 

この見出しに書いたことが

私が全く仕事をしないことの回答のほとんどすべてなのだが

あとで読んでも自分でわかるようにちょっと説明しておく。

 

つまり社会人になる前、学校には必ず「終わり」があった。

はじめから「期限」が切られていた。

 

つまり「ゴール」が見えていたのである。

 

どんなにイヤでも

どんなにつらくても

どんなにおもしろくなくても

そこには必ず「ゴール」があり

そこまでいけばまた次のレースに臨めるのである。

 

しかも次のレースに挑むかどうかはまた別の話なのだ。

 

会社勤めにはこれがない。

 

学校の「卒業」というちょっと長めのゴールではなかなか走れなくても

例えば部活などの「大会」というゴールなら比較的走りやすい。

「定期テスト」なんかも期間は短めだ。

 

いわば長距離か短距離かの問題で

とにかくゴールがあった。

 

ゴールに至るまでに毎日コツコツ積み上げる人もいれば

直前になって追い込みをかける人もいる。

はじめに全力でつっぱしってただ目立とうとするのもいる。

 

でもこれは全て「ゴールがあってこそ」できることだ。

 

そもそも「ゴール」が設定されていないのにレースに参加することはツラい。

少なくとも私にはツラい。ツラすぎるのだ。

 

だから私はいつも休みボケ

ゴールの設定がなされていないマラソンを全力で走る気は私には全くない。

そもそもそんなレースには絶対に参加したくない。

なんならゴールがあったって長距離だったら絶対イヤだ。

 

私は大学時代4年間ラグビー部に所属していたのだが、その時にひとつ学んだことがある。

 

3年やると飽きる

 

私はラグビーがとても好き、死ぬほど好き、寝ても覚めてもラグビーラグビー、ラグビーラブ、ラブビー(意味不明)、ではなかった。

ではなぜ4年もつらい練習に耐えてやったのかというと

「ラグビーやってるおれが好き」

だったからだ。

 

大学入ってまで、今までやったことのないラグビーを始めるなんて、しかも体育会で本格的に。

そんなおれって超かっけー。

 

とまあこう思っていたのだ。

 

だから4年目、最上級生の時は大して面白くなかった。

惰性である。

 

実際、社会人になって勤めたはじめの2社もどちらも3年ほどで辞めている。

 

そして私が得た教訓はこうだ。

 

「好きじゃないことは3年が限界」

 

これは中学と高校の日本の学校教育と無関係ではないはずだ。

 

ココロもカラダも最も成長し、多感な時期で、思春期に少年から大人に変わる道を探している時期に、3年・3年のシステムで生きることは何らかの影響を及ぼすことは否定はできないはずだ。

 

いや、なんかむずかしく言ったけど、要はこう言うことだと思う。

 

1年目は新しいことを覚えるから楽しい

2年目は慣れてきて楽しい

3年目は下の連中よりうまくできて楽しい

4年目はもううまくできる優越感が薄れて飽きる

 

こういうことだと私は思う。いやあくまでおれの意見ね。

 

そして3年というゴールもなく

定期テストもなく

大会もない会社というシステムに

私はとっくに飽き飽きしているのである。

 

だからもう走れない。走らない。めんどくさ。

 

 

じゃあ仕事なんかやめちまえよ、と言われそうだがそうもいかない。

 

実際辞めて絵を描いて10年以上暮らした。

これは好きだったんだね、3年経っても飽きなかった。

 

飽きて辞めたわけではない。

 

経済的に失敗したからだ。

 

 

だから今は会社システムに所属して

仕方がないので「ゴールのないマラソン」を

先生が見てるときだけ一生懸命走っているふりをしている。

 

なんとも情けない限りだ。

 

私は今日も休みボケモードで仕事する。

 

こんな情けないお父さんは早いとこ卒業したい。

 

なんとかして抜け出したい。

 

どうにかして会社を辞めたい。

 

 

 

 

 

 

だから私は今日もブログを書く。

 

 

以上

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