「子供にはYouTuberになってほしくない」親が望まない職業59%でダントツ
7歳の息子がもう少しで小学1年生を無事に修了します。
1年生なので文集とかはないようですが、学校のすべての生徒がそれぞれ将来の夢を書いたものをまとめた小冊子を持って帰ってきました。
ウチの7歳の息子の将来なりたい職業は「キャンプ場のスタッフ」だそうです。
年長さんからずーっとキャンプにあこがれていて、しかもキャンピングカーが欲しいようです。
クリスマスはサンタさんにレゴのキャンピングカーをおねだりしていました。
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とうちゃんがんばらないかんね。
といってもブラック企業社畜では絶対にキャンピングカーなんぞ買えないので、やっぱりブログ書くしかないな。
やっぱりいた!将来「ユーチューバ―」になりたい1年生
私のかわいい7歳は健やかに育っていますが、「いまどき1年生はいったい何になりたいんだろう?」ということで、他の子もひととおりみてみました。
すると、やっぱりいました「ユーチューバ―」になりたい子。
「人気のあるユーチューバ―」
この子は一歩進んで「アクセスの多いユーチューバ―」だそうです。
おとうさんいったい何の職業なんでしょう?
やっぱりユーチューバ―?
この子は「明るくて楽しいユーチューバ―」。それならなれそうです。
7歳の通う小学校は1年生は4クラスありますので、そのうちの3人、超おおざっぱですが1クラスに「ユーチューバ―になりたい1年生」が1人いるかいないか、ということになります。
おそらく親が忙しく、子供にタブレット端末などを渡して勝手にYouTubeを見させているのでしょう。
あるいは親がITリテラシーが高く、私と同じようにブログやYouTube、アフィリエイトなどをやっているのかもしれません。もしかすると専業で生計を立てているのかもしれません。すげえ。
まあそこまでいかなくても、単純に「ユーチューバ―っておもしろい」というような芸能人感覚でとらえているのかもしれませんが。
単に私の憶測なので詳細はもちろん不明です。
YouTuberは「子供になってほしくない職業」第1位
タイミングよくこんな記事を見つけました。
「子どもになってほしくない職業」の1位はぶっちぎりでYouTuber その理由とは? | 日刊SPA!
アンケートに答えた親の意見をざっくりまとめると
「もっとまともな職業についてほしい」
という意見のようです。
まあ当たり前といえば当たり前です。
ただ私は59%の親とは違う意見です。
そもそも「YouTuber」をちゃんと知ってますか?
非課金、違った「ヒカキン」が有名なので、誤解しているかもしれませんが、YouTuberは「顔出しして奇妙な企画をYouTubeにアップしてお金を稼ぐ」職業のことではありません。
「YouTuber」とは、「YouTubeに動画をアップして、そこにGoogle AdSenseなどの広告を貼り、再生回数に応じて広告収入を得る」という職業です。
職業?というかそうやって収入を得る方法を実践している人、という意味です。
ヒカキンはもちろんYouTuberですが、あれはYouTubeで収入を得るやり方のひとつであって、YouTuberは「ヒカキンのように奇妙な動画をアップする人」のことではありません。
この「しあわせブログ」ももちろんアドセンスを貼って広告収入を得ています。
なので私は専業ではないですがいちおう「ブロガー」になるわけです。
何が言いたいのかというと
親は子供がなりたいと言っているモノを知りもしないで眉をひそめて反対するのではなく、ちゃんと調べてみよう、ということです。
私は今、ブラック企業社畜を辞めてしまえるようにブログの収益だけで生計を立てることを目論んでいます。
ブログで稼ぐ方法をしりたいならこの記事
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なぜなら7歳の息子に「ブラック企業社畜になってほしくない」からです。
いや違った、ただ単に私が社畜を辞めたいからだった。
あとキャンピングカーを買いたいからだった。
まあいいや、とにかく、YouTubeで収益を得ている多くの人はヒカキンのような人ではない、ということです。
ヒカキンはレアケースです。
別に顔なんか露出しなくても、バカなこと(失礼ヒカキンさん)しなくても、YouTubeでお金は稼げます。
頭ごなしに「YouTuberとかやめてくれ」と子供に言う前に、「おまえYouTubeでどうやってカネ稼ぐか調べたことあんの?」と聞いてやりたいです。
知ってるつもりになって否定しない、子供の言っていることをちゃんと受け止める、自分で学べることは調べる
たしかに「YouTuber」といえばヒカキンをまっさきに思い浮かべるし、間違ったことではないです。
子供「ユーチューバ―になりたい!」
親「えー!それはダメ」
ではダメです。ダメな大人です。
ダメって言う前に調べなさい。学びなさい。
持ってるでしょ?スマホ。
昔と違うんだから。すぐ調べられるんだから。
子供「ユーチューバ―になりたい!」
親「じゃあどうやったらユーチューバ―になれるのか教えてあげるよ」
こんくらいじゃないとあんた、将来子供に「これこれになりたいんだけど、どう思う?」って聞かれたとき絶対に困りますよ。
とにかく、子供がなりたいことを否定あるいは禁止するのなら、なぜだめなのか、そもそもその子供がなりたいものについて十分な知識はあるのか、十分でなくても多少なりとも知ろうとしたことがあるのか、学んでみたのか、というのは大事な姿勢です。
子供の時頭ごなしに「ダメ」っていう大人たちに反発を覚えませんでしたか?
夜の校舎窓ガラス壊してまわりませんでしたか?
ピンボールのハイスコア競いあいませんでしたか?
盗んだバイクで走りだしませんでしたか?
なんで大人になると自分が子供だったときのこと忘れてしまうんですか?
自分が大人にされていやだったことをするためにあなたは大人になったのですか?
伊右衛門は言いました。
あのえらい発明家も凶悪な犯罪者もみんな昔子供だってね。
自分がされていやだったこと自分のかわいい子供にすんじゃねえよ。
ああ、また説教臭くなってきたな。
AIに仕事を奪われる時代に子供たちは何になればいいのか?
ユーチューバ―は確かに極端な例かもしれないですが、これからたくさんの職業がAIに奪われると言われています。
ということは私たちおっさんが知っている職業は子供たちが就職するときにはどういう状態になっているのかわからない可能性は十分にあるのです。
大きくなってきた子供に将来のことを相談されたとき、あなたはどんなアドバイスができますか?
できねえだろ。知らなけりゃ。
「ダメ」しか言えない。
あるいは「おまえの思うようにすればいい」というしかない。
なんかさあ、そんな大人ってダメに見えませんでしたか?
私はそんなお父さんになりたくはないです。
よっしゃ!YouTuberにおれはなる!どん!!!(ルフィ風)
そうですね。
YouTubeにも手を出してみましょう。
そして7歳息子の友達にうらやましがられましょう。
「YouTuberインストラクター」という職業を新たに作りましょう。
イラストレーターと同じで、1円でも稼いでいればもう名乗ったもん勝ちです。
イラストレーターのなり方を詳しく知りたいなら
まあYouTubeで稼ぐのもいいですが、とりあえずこのブログをなんとかせんといかんですね、その前に。
まあそれにしてもふつうに「マジで小学生がユーチューバ―になりたがっててびびった」という話をおもしろくしたかっただけなのに、どうして私はこんなに説教くさくなってしまうんでしょうか?
まあ答えはもちろんひとつしかありません。
おっさんだからです。
なんか毎度毎度ごめんなさい。
現場からは以上です。
おしまい。
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