ピカチュウは進化の途中なんですよ


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えるしってるか、ぴかちうはしんかのとちうだって。

 

えるしってるかが大好きなんです。

なので多用させてもらってます。

 

5歳がレゴでピカチュウ作りました。

 

私は5歳に聞いてみました。

「よう、5歳、ピカチュウってさ、まだ進化の途中なんだよ、知ってる?」

 

5歳は、何言ってんだこのおっさん、いっぺんどつきまわしたろかというような鋭い殺気を一瞬見せた後、父親であるはずの45歳おっさん社畜にこう言い放ちました。

 

「あたりまえじゃん!しってるよ、ピカチュウはぴちうなんだよ、そんでサトシなんだよ、サトシ月光がとぴかちうだよ」とわけのわからない呪文を唱え始めました。

 

なんだこれ、なんかおれヤバい呪文でも喰らってんのか?もしかしてピカチュウ進化の過程ってのはコイツにとっての地雷だったのか、おれは踏んではいけないものを踏んでしまったのか、そんなつまらないことでもしかしておれは呪われてしまうのか、5歳の幼稚園児に、実の息子である5歳の幼稚園児に。そもそも呪術とかどこで学ぶんだ、最近の幼稚園は丑の刻参りとかみんなでやんのか

 

「はーい、みんなあつまってねえ、こ・れ・か・ら・うしのこくまいりっていうむかしっからある、うーんなんていうかな、まほう?ほら鍼師とかが杖でえいってやるやつ、ああいうのににてるんだけど、にほんに古くから伝わる呪術の一種で丑の刻、ウシコフ170、つまり午前1時から午前3時ごろに神社の御神木に憎い相手に見立てた藁人形を五寸釘で打ち込むという儀式で、典型では嫉妬心に苛む女性が白衣に扮し灯したろうそくを突き立てた鉄輪を頭にかぶった姿で行うものである、これからそのうしのこくまいりにじんじゃにいくのでみんなちゃんとついてきてねー」的なことを保母さんが言い、白装束に身を包んだ年中さんたちがアタマにろうそくの火のついた鉄輪をはめて、先生がもつあのロープに一定の感覚でわっかがついていてそのわっかのひとつひとつを園児たちが持ち、はぐれないようにするためだけに開発されたあの道具を持って、白昼堂々すがすがしい天気の街中を行進して神社に向かうというのか

 

なかなかシュールだ

 

それともあれか、このまえハーマイオニーが無駄にかわいいあの映画「鍼師堀田と近所の医師」みんなで観たから、なんかパトローナム的な超強い呪文なのか。パトローナムは近所の医師にはまだ出てこないか、おまえもしかして普通の幼稚園に通ってるとおとうさんはすっかりだまされていたけど、もしかしてホグワーツにいってんのか、ホグワーツ的な日本版ホグワーツ的な幼稚園なのかもしかしておまえが通ってんのは、そういえばこのまえフクロウ飼いたいとか言ってたな、いやそれは言ってなかったかさすがに、とにかくおとうさんはマグルってことなのか、そして魔法のことは今まで一言だっておとうさんに教えてくれなかったじゃないか、魔法を使えるようになったのはまあなんと喜ばしいことでしょう、素晴らしいことではあるが、なにもしらないマグルであるおとうさんに魔法を使うことはおそらく禁止されているはずだ、そこんとこは先生から注意がなかったのか、魔法を使えるようにするならそのあたりはきっちり教えておいてもらわないとおれはマグルで社畜のおとうさんなんだから急に呪文とか唱えられても非常にこまるんだが

 

それともあれか、ベギラマとかパルプンテとかのあれか、もしそれ系のつまりドラクエ系の呪文がつかえるのなら早いとこ覚えてほしい呪文がひとつある、それはザオラルかザオリクだ、それを覚えているのならおとうさんにすぐに教えてくれ、おとうさんはおかあさんにたくさん保険金をかけてもらって何度でも死ぬから、そして5歳がザオリクで復活させてくれればいい、保険金は入ってくるしおとうさんは死んでも生き返る、支障は全くない、おそらくHPは家で一晩寝ると完璧に回復するはずだ、これを3回くらいやればたぶん新しい家が建つ、たぶん何個でも建つ、そしておとうさんはもう働かなくていいし、おまえらとずっといっしょに遊べる、ベイブレードもやり放題だし、キュウレンオーだって10個買ってもいい、あとキャンピングカーも買えるぞ、キャンピングカーで日本一周しようかみんなで

 

遠い目で妄想モードに入ってしまったわけですが

5歳が呪文を唱えた事実はまったくなく、幼稚園もホグワーツ的な何かではまったくなく、おとうさんもまったく呪われてはなく、もちろんザオラルも覚えてない、2週間後くらいに5歳は幼稚園でおゆうぎかいがあるんだけど、なんかピノキオのミュージカル仕立てみたいな、それ幼稚園児にはレベル高いんじゃないの?と思えるようなことを先生に今絶賛仕込まれ中な、とても健全な5歳です。

 

5歳は主役のピノキオをやりたかったらしく、やりたい!という園児が5歳含め3人いたんだけど、じゃあじゃんけんで決めましょう、的な展開になって、明日がそのじゃんけんの日なんだ、って5歳が言うから、45歳は卑怯にもじゃんけんに高確率で勝てる方法を5歳に仕込んだ。

 

それはこういうものです。

 

・まず「最初はグー」で始める

 

・人間の心理としてじゃんけんの並びは「グー・チョキ・パー」の順番なので、最初はグーであらかじめグーを一回出させておくと、次は無意識のうちに手が勝手にチョキを出してしまう

 

・という理論の元、相手が初手にチョキを出す可能性が最も高いのでグーをだせば勝てる

 

・万が一、ちょっとぼけっとしたやつがいて、最初はグーのまま初手もグーを出すやつがいてもあいこで済む

 

・だから最初はグーで初めて初手はグーをだせば高確率で勝てる

 

という戦法をほぼこのまま5歳に言い聞かせました。

横で聞いていた嫁は一瞬「ほう」という表情をのぞかせましたが、その後すぐに「またはじまったよこのばかはいい年こいて5歳にそんなこと熱弁すんな」的な表情にすぐに切り替わりました。素直におれの豊富な知識と少年のココロを45歳にして失っていない純粋さを評価してほしいものです。よね?ちがう?

 

ただこの戦法は実は不意打ちでじゃんけんをやるときに高確率で勝つための方法で、今回のように誰がピノキオをやるか、誰が主役をゲットするのか、というような重大な案件を決定する局面では、相手が手のひらをぐっと前に押し出して反対側の手の人差し指で手の甲をぐぐっと押してそのしわの具合によって何を出すか決める、という私が小学生のころからある「それいったい何を見て何を根拠にしてんの?」的な儀式を相手にされてしまうような局面では実はほとんど役に立たない。役に立たないことをもちろん45歳の私はよく知っているのだが、その理論をここで披露すると今までの膨大に1000字くらいしゃべった作戦が全てムダ、ということになるのでそれだけ黙っておいた。

 

5歳はおとうさんの長い話がほとんど意味不明だったらしく、はっきりとそういう表情だったので結論だけあらためて言いました。

 

とにかく最初はグーで次もグーだ!これでおまえはピノキオゲットだ!

 

そしてブラック企業から今日もあたたかい家族の待つ築45年の古民家というただのおんぼろ賃貸一軒家に帰ると、5歳は無事ピノキオゲットしたぜ!と報告してきたのです。

 

おお!だろ!だろ!おとうさんの作戦よかったろ!

すげえなおいすげえなやったな!

 

とまるで宝くじあたったかのように家族でよろこびましたとさ。

めつぶしめつぶし。

 

 

しかしながら、何日か経つと5歳はこういいます。

 

「ぼく、ほりい」

 

いや、おまえは堀井じゃないぞ、むーさんだ、うちの名字は堀井じゃない。

もうむーさん姓に嫌気がさしたのでしょうか。

たったの5年しか名乗ってないのに。

しかも自分から名乗ったのなんてここ1・2年じゃないか。早いぞ、早すぎる。

もちろんおとうさんだってこの「むーさん」という姓ははっきりいって好きじゃない、もっとかっこいい、例えば「伊達」とか「若王子」とか「佐村河内」とかいや佐村河内はだめだ、あいつはクソだ、「百目鬼」とか「獅子王」とかそんな中二病的な名字ができればよかったぞ、だけどこれ選べないんだからしょうがないじゃん、でも堀井にするんだったらおれはむーさんのままで十分だと思うよ

 

と思いながらも5歳が何をしゃべってるのかさっぱりわかんないので、よくよくきちんと話を聞いてみると、どうもピノキオではないようだ。

 

「ホリー」である。

 

私はピノキオの登場人物と言えばあとはゼペットじいさんしか知らない。あとクジラ。

クジラはそうだね、人じゃないから登場人物ではなく、厳密に言うと登場クジラ、あるいは登場哺乳類といったところか。えるしってるか、くじらはさかなじゃないんだよ。

 

とにかく「ホリー」か「ホリィ」か「堀井」かしらないがそんな役に決まったらしい。

 

え?おまえじゃんけん勝ったっていったじゃん、あんなにみんなで喜び合ったじゃないか、あの青春の日々を返してくれ、と叫びそうになったがそこは45歳、大人のココロでぐっとこらえて

 

「まあ堀井でもいいじゃないか」

 

と言ってあげました。

5歳もなんかしらんが堀井は気に入っているらしく、とてもにこにこしている。

 

というここまでのくだりはピカチュウとまったく関係ないのですぐに忘れてもらって結構です。

 

とにかく

私がここで何を書きたかったかというと、

ピカチュウというのはポケモンの進化の過程の一段階に過ぎず、

ほんとうは、ほんとうは?ほんとうはという言い方は正しくないなあ、

ほんとうにピカチュウなんだもんね

ほんとうはじゃなくて、最終的にはライチュウというもっと強いポケモンになるんだけれど、ピカチュウの容姿があまりにみんなに気に入られ、ピカチュウだけが特にフィーチャーされてしまってただの進化の過程でしかないのに、もうすでにサトシより有名人、いわゆるセレブリティとしての地位を不動のものにしているのです。

 

私は去年からビットコインを始めたのですが、

ビットコインを開発したというサトシ・ナカモトなる人物を知ってますか?

えるしってるかさとしなかもと。

この人はサトシナカモトという名前はわかっているんだけど、どこの誰なのかはいまだに不明です。

私は密かにあのピカチュウのパートナー「サトシ」こそがビットコインを開発したサトシナカモトなのではないかとにらみまくってます。

つまりポケモンのサトシの名字は「ナカモト」です。

おそらく5人の中ではいちばん体操が得意で、たまにマット運動とか披露してくれます。全然面白くないんですけど。

 

で、ほんとうはここで何を書きたかったのかというと、

 

 

ピカチュウ

 

ウンテンチュウ

 

コウジチュウ

 

オヒルネチュウ

 

 

 

とかそんな「~中」のピカチュウの絵をいっぱい描いてアップしていきたいなあ、なんて思ってたんですけど、

 

なんせ年始からほとんど仕事もないのに23時とかまで毎日残業させられて、じゃあ会社でいったい何やってんのおまえ?ってことになるんですけど、1ヶ月前にブラック企業に入ってきた社長の幼馴染が使えなさすぎてポンコツラーメンなもんで、それのお目付け役としてそいつの業務が終わるまでなんか指導というか監視というかそういうまったく意味のない、まったく金を運んでこない、まるで非生産的な非効率的なことをやらされてるわけで、もちろん私はそいつの仕事を手伝ってやるつもりも義理もないし、100歩譲っておれの業務だとしてもその分の給料なんて1円も払わねえんだからただブログ書いたりカネ稼ぐ方法調べたりおもしろいブログ読んだりしてるだけなんだけどね

 

というわけで、絵を描くのが簡単に言うととてもめんどくさくなったし、先ほどから私の指はもうほぼオートマチックモードでキーボードを叩きまくって勝手にどんどん文章が書きあがっていくというなんというか一種のトランス状態ですよね、そういうモードに突入しているので、このまま指にまかせて文字の出てくるままに、絵なんかもう描かなくていいよ、イラストレーター辞めたんだし今さらブログにちょちょっと絵描いてなんかアピールする的なのなんかいやらしいからもうやめろよ、とも思っていたところでもあるので、「~中」のピカチュウの絵を描くのはもう辞めました。

 

さいごにざっくりピカチュウまとめだけしておきます。

 

 

ピカチュウの進化まとめ

ピチュー → ピカチュー → ライチュウ → ハイチュウ(5歳が考えたギャグ)

 

 

 

 

バカも休み休みYeah!

 

 

おしまい

 

 

 

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