ねえ、うさぎたん。


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誰かのせいにして状況はよくなるのでしょうか?

いいえ、絶対になりません。

 

そりゃ現在の自分の状況に満足できない、納得がいかないという気持ちはあるでしょう。

 

そしてそれが明らかに誰か特定の人物のせいでそうなっていることが明確な場合もあるでしょう。

 

それを嘆く作業も必要でしょう。

 

みんな聞いてくれよ、こうこうこうでおれは今こういう状況になってんだ、これっておかしくない?と聞いてみることもあるでしょう。

 

実際に私もそうしています。

 

でもそれで状況を変えることはできません。

 

いろんな人に聞いて、現在の自分が置かれている、自分にとっては受け入れがたい状況を、その特定の誰かのせいにしてしまう自分のココロの有り様が多数の人間に支持されるものであるならば、間違ってはいないのでしょう。

 

でもそれだけでは自分の苦しみや不満を解決することはできません。

 

嘆くだけでは状況は決して変わらないのです。

 

いろんな人に聞いて、あなたの現状が特定の誰かによって生み出されていることを確認できたなら、次にやらなければいけないことがでてくるはずです。

 

そう、それは「自分が動く」ことです。

 

その状況を変えるために何をすればいいのか、何ができるのか考える。

 

答えなんかないかもしれない。

 

尾崎は言いました(ジャンボじゃないです、豊です、またかよって言うな!)。

 


探している答えなんかないかもしれない

何ひとつ確かなものなどみつからなくても

心の弱さに負けないように
立ち向かうんだ

さあ
走り続けよう
叫び続けよう
求め続けよう

 

 

まあ尾崎はいいや。

 


とにかく、まず自分でできること考えようよ。
そんで考えたことやってみなよ。

 

やったのか?
おまえひとのせいにしてるだけじゃないのか?
いっぱい考えたか?
自分のアタマで考えて答え探したか?

 

アスペルガー?
おまえまだ30なんだろ?
おれはレールから、レースから外れてイラストレーター始めたの30だぜ。

 

ずっと真面目に優等生で学生やってきて、大学の付属高校に通ってたけど、そのまま上の大学に一緒にいくであろう周りの人間見渡したらなんかこいつらとずっと一緒にいたら楽しくて楽だけどおれはダメになる気がしてわざわざエスカレーター蹴って他の大学受験して、結果浪人したけど超一流ではないけど誰もが名前知ってる一流大学受かって、しかもダメな大学行った仲のいい友達からは、むーさんくらいしか勉強しなくてそんないい大学行けるんだったらおれも受ければ良かったとか言われて、おまえふざけんな確かにたいして受験勉強やんなかったけど、未来がわからない、答えが見えないことに取り組んでいく覚悟をするのがいちばん大変なんだよ、結果わかってりゃ誰でもできるんだよ、おまえみたいなぬるいヤツにおれの覚悟がわかんのか!とか思ったりして、しかも大学入ったら入ったでそれまで一度もやったことなんかないのにラグビー部入って、しかも体育会だぞ、体育会ってなんだか知ってるか?えるしってるか、体育会、体育会は大学公認の部活動で、サークルとか同好会じゃなくて、ラグビーの公式戦には体育会のラグビー部しか出られないんだぞ、大学の代表だぞ、える、それに入ってだな、大学からラグビー始めるなんてアタマおかしい奴はおれともうひとりだけで、もうひとりは3ヶ月くらいですぐ辞めて、おれは4年間やり通して、4年の時にはレギュラーになって早稲田戦と慶応戦に出て、慶応のトイメンは当時のU-19日本代表でおれは絶対におまえじゃやられるってみんなに言われたけど、みんなやられないためにはこうやれってちゃんとアドバイスしてくれるようないいヤツばっかりで、おれはU-19をがっつり抑えることができて、おー!むーさん結構やるじゃん!って評価してもらってたんだけど、ボール持ってゴール前トライ取りに行ったらすげえタックル食らってそのまま右肩外れて手術しないと一生腕上がらなくなるぞとか医者に脅されて緊急手術して入院してそのままおれの大学生活終わっちゃったんだけど、やっぱり体育会だからOBがめっちゃいい企業ばっかりにいて、就職先には困らなかったからおれも東証1部上場の企業に入って、同期相手におまえらなんかに絶対負けねえとか思ってすげえ頑張ったら、むーさんは優秀だから本社の大阪配属ね、とか言われておれは江戸っ子だから大阪人の全部お笑いにする体質がどうしても受け入れられなくてまあまあしんどい思いもしたけど、結局営業成績は全国1位になって、でも扱ってる商品がアメリカのだったから、たまにアメリカ人の社長とマンツーでおれの担当の京大に同行営業したりして、そんくらいおれはすごかったんだけど、アメリカの会社が潰れておれが売りまくった商品も全部回収して来い!とか言われて、しこたま在庫持たせてたの平謝りして全部回収して、でも売るものなくなっちゃったし大阪にこれ以上いたくねえし、とか思って会社辞めちゃって、でアメリカ人の社長とほとんど会話できなかったからこりゃ英語話せるようになるしかねえな、ってんでニューヨーク留学して、でも金もあんまなかったし、たった4ヶ月で必死に英語覚えて、親の金で留学に来てる日本の大学にはバカだから入れないんだけど親が金持ってるからとりあえずアメリカの大学にでも入れるといいなーみたいなアホどもから「むーさんがいちばん話せるようになったよね」とか言われて、またしてもアホかおまえら、覚悟が違うんじゃ、と思いながらでも日本に帰ってきて、そんでラッセン売ってる日本でいちばんアコギに絵を売ってる会社の商品開発部に入って、一生懸命仕事してたらいつの間にか会社の年間予算約100億のうちの60億おれが商品開発してて、そんで2週間で売り上げ2億近くの新商品開発したのに、昇給3000円だったから、ふざけんなてめーおれをなめてんのかって会社また辞めて、その2億売った商品はファイナルファンタジーのキャラとかビジュアル描いてるすごい人なんだけども、その人からはすごく感謝されてその2億売った商品は1冊100万の本なんだけども、むーさんありがとうって1冊くれたんだ、でその人も30でフリーになったってんでおれのこと重ね合わせて見ててくれて、また飲みに行こうよとか誘ってくれるんだけど、とにかくおれもフリーでイラストレーター始めてこんときがちょうど30くらいでなんだかんだ10年ちょっとやったんだけど結局辞めて、ずっと住んでた東京を捨てて親も友達も思い出も100万の本も全部捨てて、家族だけ手元に残った、もうすぐ東京から故郷から離れて3年になるよ、で今ブラック企業週休1日以下で手取り20万でインテリアコーディネーターゼロから全部覚えて、入って1ヶ月でもうひとりで客の相手させられたよ、引き継ぎとかOJTとかそんなのねえし、ただ3回くらい打ち合わせ同席してカーテン取付も3回くらい一緒に行って、もうできるだろ、あとよろしく状態で、今じゃ取引先のハウスメーカーに営業で来ないかって誘われるまでになったよ、でも正直家売るとかやりたくないし、嫁と子供二人と犬までいるからなんとか状況変えようとこうやってブログ書いてもがいてんだ。


そんでおれはADHDで、気づいたのは40過ぎてからです。

 

 

30でアスペルガーでピアノ習わせてくれなかった親のせいでおれは今こんなしんどい自分に向いてない仕事してます?底辺だ?

 

ふうん。

 

なんか自分でやったのか?

もがいてんのか?

もがけもがけ。

あがけあがけ。

あなたブログ始めて1ヶ月で30万pv取ったんでしょう。

おれなんか1ヶ月書いたって日に10pvだったぞ。

できることあるじゃない。


親のせいなんかにしないでください。

 

どうせなら親がこんなだったせいでぼくは今こんなふうにいい感じになってます、とかそんなんにしてほしいです。

 

私も今、親です。

私はADHDということもあり、

息子が自閉症スペクトラムならあるいは気づくことができるかもしれない。

そして息子にあった道を選ばせてあげることができるかもしれない。

でもそれは今だから。

今はグーグルで聞けば同じ状況の人がたくさんいて

ブログ書いてたり情報発信してたりWikipediaっていうものもある。

だからなんとかできるのです。

 

前にも言ったけど

親は子供の年齢と同じ年数しか親やってません。

はっきり言って未熟です。

そりゃ人間としては子供より長く生きているでしょう。

でも親としては子供と同じ年齢なのです。

だから許してやれ、って言ってるんじゃないです。

親は未熟だ、ということはわかっておけよ、ということです。

親としてじゃなくても人間としても私は未熟ではありますが。

未熟な人間を責めてもいいでしょう。

未熟な人間のせいでいろいろ問題がおこることもあるでしょう。

だからといってその未熟な人間のせいでおれは今こうなっているんだ、と未熟な人間に自分の状況の原因をかぶせてしまったら、あなたはその未熟な人間にすら多大な影響をおよぼされてしまうもっと未熟な人間ということです。

未熟な人間が何かしでかしてしまったとき、

それをフォローできる、もっと言うとサポートできるほどの人間になっていれば、未熟な人間に原因や責任を求めることはしないで済むでしょう。

では今、その未熟な人間に原因の一端を押し付けて転嫁し、だから自分はいまこうなんだと嘆くことはいったいどういうことを意味しているのでしょうか。

 

そうです、自分は未熟なあなたよりももっと未熟でだからあなたのせいにするしかないんです、と宣言しているのと同じです。

 

でもさ、これからでもなれるんじゃない?

 

未熟で自分に今の状況をよこしてきた人間をフォローしてサポートできるような人間に。

 

いやー、あいつひどかったけど、まあおれの能力高いから全然問題なかったけどね、とエピソードのひとつにできるのではないでしょうか。

 

うさぎたん、あなたなら。

 

そしてその感じがあなたのブログを読んでいて

私が好きなところです。

 

上から目線なところが。

 

1ヶ月で30万pvなんてそこらの人間にはできません。

 

少なくとも私はどれだけやっても30万とか取れるのか今は疑問です。

 

でもそこに向かって走っています。

 

結果がわからないこと、未来の確証がないことに踏み出していく覚悟をすることは相当大変な作業です。

 

あなたは結果も出しています。

もっと前へ進むべきです。

 

 

たのむよ、うさぎたん。

つまんねえ記事書かないでください。

blog.gyakushu.net

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