pdfをaiファイルに変換しただけで5万円もらえた話
元イラストレーターのむーです。
元イラストレーターなので当然アドビのイラストレーターとフォトショップを使えます。
今日はそんな技術が役に立ったというお話です。
ストーリーは突然に
ある日叔母から急に電話がかかってきます。だいたい電話ってのは急にかかってきますが。
「pdfのファイルをイラレファイルに変換できる?」
おばはなんかの協会みたいなので仕事してて、
毎年作ってるキャンペーン用のポスター、リーフレット、カレンダー、ボールペンだとかをイラストレーターの人にお願いして作ってもらってる、だけど納品前にそのイラストレーターさんが病気で倒れて、ファイルが納品されないので困っている、ということでした。
作品自体はすでに出来上がっているが、イラストレーターさんが入院しているため、パソコンいじったり、メールを送ったりという作業がしばらく全くできないので、ファイル変換できるようだとすごい助かる、とのこと。
pdfをイラレデータに変換するだけですよね?
簡単です。秒で終わります。
瞬殺=報酬5万円
東京からUSBメモリを送ってもらい、pdfファイルをイラレで開いてai形式で保存。
たったこれだけです。
マジで秒です。
そのイラストレーターさんに支払われる報酬は25万だそうです。
イラストレーターさんは言います。
「ほんとに助かりました。5万円お支払いします」
えええ!!
いやいやいや、そんなにもらえないっすよ。秒で終わりましたよ。ありえない。おれ月26日、時間外100時間働いて20万しかもらってないんですけど。
「いやいや、むーさんいなかったら納品できてなくて私もギャラもらえませんでしたから」
じゃあ、1万円くらいいただければ十分です、と申し出たものの、「5万払う」の一点張り。「5万で申し訳ない」とも言ってくれました。
ありがたく頂戴することにしました。
私のお小遣い換算でなんと5か月分を秒で手に入れたのです。
その報酬が来週振り込まれるそうです。えへへ。
家族で焼肉でも行こっかな。
振り返って10数えろ(by Dead or Alive)
このようにして、10年以上もがんばったイラストレーターとしての技術は使える人にとっては非常にありがたいスキルなのです。
私のスキルは使えるのです。金になるのです。
ここで私は改めて思いました。振り返って考えたわけです。
どうして私は手取り20万でここにいるのか?
秒で5万もらえるのです。
行くとこ行けばそれだけの価値があるスキルを持っているのです。
毎日決められた時間に会社へ行き、でも終わる時間は決まっていない。
土曜日も当たり前に出勤し、営業の成績をいくらあげても報酬は全くもらえない。
7人の部下の業務も管理しなければならない。
むーさんがんばってるね、助かるよ、の言葉すらない。
家に帰れば子供は寝てるし、週に一度の休日にもお金がなくてどこにも遊びに連れて行ってあげられない。その少ない休日さえも打合せが入れば出勤。代休なし。有休なんて制度すらない。なにそれおいしいの?状態。昨日計算したら今年の休日64日でした(笑)
でもね、
これは会社が悪いわけじゃないです。
私が悪いんです。
こういう会社しか入れなくなってしまった。こういう状態に自分でしてしまった。今まで歩いてきた道の現在地はこの会社、この状態なのです。私のせいなんです。
だから私は別の道へ進み始めました。
これがうまくいくといいんだけどな。
いや
これをうまくいかせるしか道はない。
さあ今日も社畜として働くぞ。
おしまい。
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