いじめられて嫁と子が死んでしまったら

仙台市の小学校でいじめが原因とみられる母子無理心中が起きた。

 

テレビでもネットでも本当に多くの人がこの事件についてそれぞれの意見を述べている。

 

「小学2年生でいじめてる子の親はクソ」

「学校の対応が悪い」

「子供に手をかけるなんて」

「学校なんていかなくていいのに」

「転校したらよかったのに」

「追い詰められてそんな判断しかできなかったのでは」

 

 

 

私にもちょうどいじめの被害者である子供と同じ小学2年生の息子がいる。

 

息子がいじめにあっていたら?

 

息子が「しにたい」って何回も書いた手紙を書いたら?

 

嫁が息子に手をかけて嫁自身も死んでしまったら?

 

 

テレビでニュースを見ながら

悔しくて悲しくて。

 

いじめた子供も、その親も、学校も、担任も、校長も、教育委員会も全部悪い。

全部悪いがそんなのあたりまえだ。

 

だからこそ

いじめられた子供だけでなく

その母親までが

自らの子を手にかけ、自らの命を絶つという結果になったのだろう。

 

私なら

私ならどうするだろうか。

 

いじめられた子のご両親は学校に期待していた。

教育委員会に期待していた。

弁護士にも期待していた。

 

しかし、裏切られた。

 

裏切られたというか、誰もその期待に応えてはくれなかった。

 

両親は

「泣き寝入りするしかないんだろうね」と話していたそうだ。

 

泣き寝入り?

 

マジですか?ご両親。

あなたの大事な子がいじめられてもうしにたい、って訴えてるんですよ?

泣き寝入りしてる場合なんですか?

 

学校は敵でしょう。

いじめる側でしょう。

 

敵に協力求めてどうするんですか。

 

学校に相談しに行くのはあくまで手続き上であって

手順を踏む必要があるからに過ぎません。

 

そう、宣戦布告の手順です。

 

私達は学校に相談しましたよ、

教育委員会に訴えましたよ、

でも子どもはまだいじめられてますよ、

だから私たちは大切な子供を守るために

これから戦争しますよ、

必要な手続きは済ませましたよ、

 

宣戦布告。

 

 

 

 

私ならどうするだろうか。

 

私は知っている。

 

誰かに期待しても

誰かに頼っても

誰も何もしてくれないことを。

 

変えるのは自分。

 

私は小学2年生の父親として、

いじめられている小学2年生の子を持つ母親の夫として、

担任にも校長にも学校にも教育委員会にも期待しない。

 

私は私に期待する。

 

私はいじめられているわが子を逃がす。

 

私はいじめられているわが子のかわりに戦う。

 

いじめている子の親と闘う。

 

だって

 

いじめられているのは

 

私の子だ。

 

 

そして出口のない迷路をさまよっているのは

私の妻だ。

 

私は仕事なんかほっぽりだして

私の子に寄り添う。

私の妻に寄り添う。

私の家族といっしょにいる。

 

なんならブラック企業を辞めるいい口実だw

 

もう学校なんて行かなくていいよ。

もう近所付き合いなんてしなくていいよ。

もうブラック企業で働かなくていいよ(これは違う)。

 

 

どっか遠くへ行ってしまえばいいんだよ。

 

小学2年生にはまだまだ未来がある。

 

46歳の私は

もうサッカーの日本代表にはなれないし

宇宙飛行士にもなれない。

 

でも。

でもね。

 

小学2年生は

まだサッカーの日本代表になれるし

宇宙飛行士にだってなれる。

 

そんな特別な目立つ人にならなくたって

毎日を笑って生きることはできる。

 

おとうさんはね、

もうクソみたいな会社で働いているから

どこ行ったって仕事なんてどうにでもなるんだよ。

 

だからね、

 

逃げよう。

 

こんなアタマの悪い奴らと付き合って

アタマの悪いヤツらの価値観に合わせて

しにたくなるような暮らしなら

絶対に捨てた方がいいよ。

 

それでさ、

どっか他の場所で

もっと実のある闘いしようぜ。

 

よっしゃ、仕切り直しだ。

 

第2ラウンドだ。いこう。

 

 

 

 

 

私は生き残ったおとうさんに言いたい。

 

つらいだろうが、言いたい。

 

 

 

おまえ、本当に妻と子を守るために全力で闘ったか?

 

 

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