ブラック企業が教えるなんでも売れるセールスマンになるために必要な13の法則


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おーほっほっほっほ!どーーーーん!

どうも。笑わないセールスマン、むーです。

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最強のセールスマンになりたいかーーーー!!?

 

てってっててれてれってれー♪

 

この話はいちおうこの記事のつづきです。

 

gyakutenn.hatenablog.com

gyakutenn.hatenablog.com

 

 

では最強の営業集団ブラック企業の法則を紹介いたしましょう。

これさえできればあなたも最強のセールスです。

この会社の親玉中の親玉、アメリカ人のロン(仮名)はこの法則のいわば達人で、なんと壊れた電卓をえんえん販売し続けて今の地位に登りつめたそうです。ほんまかいな。

 

「5Steps」と「8Steps」

ふぁいぶすてっぷす、と えいとすてっぷす、と読みます。

なぜ英語??

そう、このブラック企業外資系なのです。

正確には外国の資本は全く入っていないので外資ではありません。

でもこの「経営者育成プロジェクト」なるものは実はアメリカの仕組みなのです。

ロンはアメリカでこれを実践し、日本に持ち込んだ初めての人なのです。

 

だから名前で呼び合い、あいさつもハイタッチなのでした。だからってこともないけど。

 

まず、5Stepsです。

 

・Introduction (あいさつ)
・Short Story (自分は何者か)
・Presentation (商品プレゼン)
・Close (売る)
・Rehash (儲け倍増)

8Stepsは
・Have a great attitude (最高のアティテュード)
・Work your territory correctly (担当エリアをくまなく回る)
・Be on time (時間厳守)
・Maintain your attitude (最高のアティテュードを保つ)
・Be prepared (事前準備)
・Know where you are and where you're going (今自分がどこにいてどこに向かっているかを知る)
・Work full eight hours (8時間みっちり働く)
・Take control (テイクコントロール)

そういえば、これは二次面接のときに覚えさせられます。二次面接は同行営業というか現場体験なのですが、現場でこれが書いてある紙を渡されます。

会社に戻るまでに覚えなさい、戻ったら筆記試験がある、と言われます。

実際筆記試験をしました。もちろん必死で覚えて合格しましたが。

 

説明しよう!

 まず、5Steps

これは販売の手法です。

1.挨拶して自己紹介をします

2.何をしに来たのかを明確にします

3.商談です

4.買うか買わないか聞きます

5.買う、というお客さんにさらにすすめます

 

それぞれいろいろなんか理屈がくっついていましたが、これははっきり言ってそんなに重要じゃないです。言葉にして具体化している、といった程度です。

重要なのは次の8Stepsです。

ブラック企業ではありますが、この8項目はきちんとやれば結果が出ること間違いなしです。全てが悪いわけではないのです。いいこともあります。

 

では8Steps

 

1.最高のアティテュードを持つ

 

アティテュード?なにそれ?

私はダフのAttitudeを真っ先に歌いました。誰も知らないと思いますが。

つまり、仕事に臨むには最高の態度で積極的になれ、ということです。

このオフィスは全員が朝からはんぱないハイテンションです。

みんないつもにこにこしています。でも楽しかったりおもしろいことがあったりしたわけではありません。

みんな「売る」ためにむりやり笑っているのです。

でもこの最高の態度で臨む、というのはとても大事です。

 朝から「あーだりー」「あーねみー」とか言ってるやつは売れないです。そういうことです。

 

2.担当エリアをくまなく回る

 

これもある意味当たり前です。

この会社では上記の5Stepsと8Stepsに加え、「平均率の法則」というのがあります。この平均率の法則の具体的方法がエリアをくまなく回るということです。

つまり、10人に会うと1人はYesに当る、という考え方です。正しいですね。

ただこの割合は明確ではありません。10分の1ならいいですが10000万分の1ならきついですね。

基本的にはウェブショップやネットビジネスの世界でもコンバージョンレートというのがあって、だいたいは1%~3%です。

これと考え方は同じです。売り上げを10倍にしたければアクセスを10倍にしろ、ということですね。

 

3.時間厳守

 

まあ当たり前です。仕事で時間を守らなければアウトです。

 

4.最高のアティテュードを保つ

 

またでました、アティテュード。なんと8つのうち2回登場します。

この会社では「アティテュード」が最も重要視されます。営業回りのことを「フィールド」と呼ぶのですが、フィールドを回るときにずっとこの「アティテュード」をつぶやいている人もいます。というかだいたいみんないつもつぶやいています。こわっ。

ネガティブなことを言えば「おい!アティテュード!」

たくさん売れれば「あいつのアティテュードは最高だ!」

とにかくアティテュード。寝ても覚めてもアティテュード。三度の飯よりアティテュード。3、4がなくて5にアティテュード(笑)

この会社は別名「アティテュード教」です。

アティテュードさえあれば壊れた電卓でも売れるらしいです。

このへんが一般とブラックとの境界線ではないでしょうか。

これを会社が強要し、従業員が半ば洗脳状態でこれを実践し、しかも大勢でこれを行い、それもお客さんにまで押し付けて、結果売り上げが立つというところに闇が生まれるのだと思います。

ただこれを一般の営業のスキルとして用いるならば、あなたは間違いなく伝説の営業マン「レジェンド」になれるでしょう。でもそれはたぶん無理です。「アティテュード教」の内部にいないとなかなかこの状態ではいられません。

 

5.事前準備

 

前もってよーく準備しておくこと。まあ当たり前ですね。

 

6.今自分がどこにいてどこに向かっているかを知る

 

これは結構重要です。

たとえ話をしましょう。

 

あなたは今家にいます。

友達に新しいお店を教えてもらったのでそこへいくことにしました。

とりあえず家を出ます。

でも場所は知りません。なのでてきとーに歩きます。

あなたはその店に着くことができると思いますか?

 

できる、と思う人はたぶん何をやってもうまくいかないでしょう。うまくいったとしてもそれはものすごい奇跡です。

いきたいお店があるならば、住所や地図を用意して、どうやっていくか考えるべきです。何もせずにただ歩き出したらそっちはいきたいところと逆方向かもしれません。現実ならばそこで違うお店を見つけてそこでもいいや、で済むかもしれません。でも当初の目的は全く達成されていないのです。

 

実はこれはかなり多くの人が気づいていないことなのです。

 

「あーもっとお金欲しいなあ」

 

多くの人が一度は思うことだと思います。

では、お金をもっと手に入れるために何をしなければならないのか。

そうです、「お金をもっと手に入れる」という目的地に対しての地図が必要なのです。

多くの人は地図を持たずに家を出てしまいます。

 

「今どこにいて、これからどこに行くのか」

 

これを知るだけで目的地にたどり着く確率はぐっと上がります。

そして目的地までの最短距離、最適な移動手段を探し、やっと出発するのです。

 

東京からニューヨークに行きたいのに自転車に乗ってもダメです。

 

まあそういうこと。

 

7.8時間みっちり働く

 

7~8時間、ではありません。項目7は「8時間みっちり働く」です。

これはブラック企業が働かせるための巧妙な罠です。正しいことの中に自分たちの陰謀もこっそり忍ばせてるわけです。まあ洗脳です。

 

8.テイクコントロール

 

当時から違和感がありましたがこれだけ日本語訳がないです。なんか訳しづらかったんでしょうね(笑)

自分を管理しろ、という意味と、自分で管理できないこと、例えば天気とか景気とかは気にするな、ということです。

要は「人のせいにしても無駄だ」ということです。

いいこと言うよね。

人のせいにすると自分に責任がなくなります。つまり全部言い訳できるようになるのです。

「おい、なんで遅刻した?」

 

 

「道がすごい混んでいて」

「風がすごい強くって」

 

うそです。言い訳です。

それをすんなよ、と言ってるわけです。それをすると自分で努力しなくなる。

もっと言うと、逆にうまくいった時にもそれは自分の行動の結果じゃない、ということになってしまうからです。

つまり、だめだったら自分のせい、成功しても自分のせい、です。

 

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ブラック企業で学んだこれらの法則はかなり使えます。

全部実践できたらあなたもレジェンド営業マンになれるでしょう。

がんばってください。

 

いつも紹介させていただいている警察官クビになったハルオサンはこのレジェンドです。

ハルオサンのブログには他者へのやさしさがあふれていると私は感じます。レジェンドまで行くと確実に変身しています。進化と言ってもいいかもしれません。

それは今回紹介したマインドセットをできるようになったから、という部分も確かに否定はできないですが、それよりも「ブラック企業で洗脳されつつ精神的肉体的に過酷な状況を経験し続けた」ことにより本人の中から生まれた部分も大きいです。

私もブラック企業を経験して、たしかに職業としては完全にやらない方がいい部類になることは間違いないのですが、人間としてはだいぶマシになりました。

誤解のないよう言っておきますが、ブラック企業を肯定しているのではありません。

あんなもんはうんこです。ぜったいダメです。

ただ「人間は過酷な状況下で大きくなることができる」と言いたいのです。

だからと言って過酷な状況に行け、とか過酷な状況を経験してない奴はだめだ、とかそういうのとも違います。

私やハルオサンはこの超絶ブラック企業を経験することによりなにがしかの得たものがあったよ、私たちが経験したことは、少なくともそれぞれの今にとって全てが無駄というわけではないんだよ、ということを言いたいだけです。

だってさ、超絶ブラック企業でただ搾取されただけだったらかわいそ過ぎるじゃん。

なんかちょっと成長した、って言うくらいいいじゃん。

それだけです。

 

 

おしまい。

 

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